2022-01-01から1年間の記事一覧
2022年やばかったですね〜。 2011年、東日本大震災の時にも「こんなことが生きてるうちに起きるなんて」と思ったけど、それとはまた別の種類の人間の精神や存在を脅かす事象がガンガン起こってました。 唯一訪れたことのある外国であり、未だになんとなく親…
ウクライナのキエフ・クラシック・バレエ団による公演。キーウではなく、キエフ表記なのは、もともと2020年予定の延期公演だからとのこと。プリンシパルは長澤美絵という日本人女性と、クリスティーナ・カダシェヴィチの交代制で、この日は長澤さん。日本の…
まさご座で栗鳥巣さんにお願いした写真を引き取りに池袋へ。 印象に残ったことだけ書いときます。栗さんが『運命の人』というエッチな演目をやっていて、劇場であんまりエッチな気分にならない自分もそういう気持ちになりました。 サドっ気のある女性が懸想…
観た! 井上雄彦には「はやく連載終わらせてくれよ」とか「スマートすぎてわかりづらいけどけっこうマッチョだよな」とか、いろいろ言いたいことがある派なのだが、これはたしかにすごかった。 ちなみに私は中学生のころバスケットボール部だった。背が高い…
『エルピス』ちょっと危ういなと思う。 批評のために見返す余裕が無いのでなんとなく書くけど、いい感じの証言者が絶妙なタイミングで出てくるところにリアリティの欠如を感じてしまう。 顕著に感じたのは、事件の起きた地域の警察署に務める警察官と、真相…
南口を降りたら何かのイベントがあったのか、道路沿いに等間隔で様々なジャンルのストリートミュージシャンが歌を披露していた。 演者ごとに取り囲む人の量がかなり違っていて、人の少ない演者は少し戸惑い気味。 ぐるりと歩いて東口に行くと、なんぶユニオ…
富士フィルムが設けている、ふすま3枚分ほどのスペースに、正方形の写真が30枚ほど。小さい展示だけど、久々に作品としての写真を見ることができて充実感があった。 赤みの強い色の出し方が、なぜか郷愁を誘うというか、過去に撮られたものであるという空気…
蕎麦懐石なのに肝心のそばの写真を忘れている!途中に出てきた桃のお吸い物がおいしかった。中年に優しい量と繊細な味で満足でした。
仮名手本忠臣蔵は物語のあまりに共感しがたい設定に鼻白んでしまった。仁右衛門がいいと言われていたが、人物像が理解しがたくてよくわからなかった。海老蔵はなんだか軽かったし、おかる役の雀右衛門がうまいのはわかったが、楽しくなかった。 藤戸はとても…
母の誕生日に行ったやつ。目の前の鉄板で焼いてくれるのでテンション上がります。 焼き物はもちろんだけど、コンソメのおいしさが印象的でした。どうやったらあんな澄んだ味になるんだ……。これはコースなので6600円でしたが、もっとお手軽なランチもあり。
エリックサウスのセット。冷凍食品の開発をしている友人と食しました。最初に出てきたのがなんかおそうざいって感じで面白かったな。あと、米が美味しかったですね。
Go to eatで食べたやつ。パスタにサツマイモのブロックが入っているのが面白かった。Go to eat 買ったはいいけど、ダイエットしてて結局駆け込みで使うことになってしまった。ご利用は計画的に……。
江戸時代に実際に使われていた「芝居小屋」を現代に再現させるという試みで作られた「平成中村座」での公演。歌舞伎を観るのは4回目。 桜席と呼ばれる2階の長椅子席での観覧。実在した芝居小屋にあわせたのか、ひざをしっかりたたまないと座れない作りになっ…
部屋を片付けていたら出てきたノートと手帳にシールが貼られていて、なんとなくそのまま捨てるのも寂しく、ここに記録しておいた。 その時々の自分の流行がわかってほほえましい。
『エルピス』を見始めたが、1話の長澤まさみの顔が美しすぎて、終始「美しい…」とつぶやいてしまった。 女性の顔の良さにこんなにいちいち感動するのは生まれて初めてだ。 この反応、長澤まさみの顔のよさは前提として、最近毎日ダイエットのために自撮りを…
音楽の権利料の問題でソフト化が難しく、なかなか観る機会がないという話を聞いて足を運んだ。 シネマリンがほぼ満席。20代のカップルや、現役ファンらしき児童も。いつもは中年を飛び越して老年ばかりの客層なので新鮮だった。 絵描きのおねえさんとまる子…
なんとなく昔書いたブログを読み返していたら、アイドルについて書いた一部の文章の中に、自分のナイーブな部分が無自覚に垂れ流されていて驚いた。 これをアップして、ツイートして、しかも読んでくれた人とご飯食べに行ったりしてたの? マジですか?? 9…
終了直前に駆け込みで回った。近代文学館は会場が暗いので、正直絵を見るのにいい会場ではないのだけど、それなりに楽しませてもらった。 蛍光色の使い方が印象的。『たろうのおでかけ』『ロボット・カミイ』など、幼年向け作品でのピンクの存在感はちょっと…
カルチュラル・タイフーン2022へ。 成城駅は駅前にゴディバや日能研がある金持ちの街だった。舗道もきれい。住むのにいくらかかるんだろうか……。 基調講演の「集団的創造力がもたらすもの:版画運動からみるもうひとつの政治」を聞いていたら、この間行った…
イルミナでのサークル参加の記録。 文学フリマは久々規制の緩くなった中での開催ということで大変混んでいましたた。ストリップ界隈は黒井ひとみさん、六花ましろさんという人気踊り子2名が出店していることもあり、息つく暇もなく接客していた感じ。たまに…
はじまった頃は「4回替え? でも会期長いし余裕でしょ」と思ってたのに、2・3期駆け足になってしまい、この日やっと閲覧室へ。単行本未収録作品がやっと読めて肩の荷が下りた気持ち。『You've Got A Friend』が衝撃的だったのですが、これ誰か掘り下げている…
『あざみの花』のカラー原稿、寒色の使い方がうまくてじっと見てしまう。かっこいい。『コミックトム』掲載だったのかあ。遺産の大きい雑誌だ。この日は後ろに用事があって駆け足になってしまって残念。
人気の菜の花畑シリーズと家族がテーマの作品の展示。 菜の花畑シリーズはさすがに感覚が古くて、入り込むことはできないんですよね。当時のまじめな人々の暮らしぶりがわかる面白さはあるけど、やっぱりピリッとした作品が好きだと思っちゃう。 下の写真は…
大塚家具のアウトレットショールームに行って見ようと思い、安善駅で降りたが、ショールームは予約制で入れなかった。その場で予約してもよかったのだが、アドバイザーがついて都度説明してくれるというシステムが、その日の自分の気分でなく、なんとなく街…
ミルピグの支店がなぜか本牧の微妙な場所に。 飲み物付き3種のチーズセットを頼んでみた。チーズはもちろんいちじくが美味しかった。 食べ物はこれくらいで、他の店のようなバーやカフェとしての機能はついていないよう。やっていけるのか? アンダーブラフ…
文章を書くときは「現実に生きている人間>歴史>自身の好き嫌い」という優先順位をつけるようにしている。 それゆえ、ストリップについて好意的にのみ書くことに対し、激しい葛藤がある。 「劇場は愛のある場所である」ということは、そのまま「劇場は愛を…
模索舎へのイルミナ納品のついでにイレギュラーリズムアサイラムへ行ってみた。 2004年オープンしたインフォショップです。アナキズムとDIYをメインテーマに、社会運動や対抗文化に関する書籍やZINEやグッズ、またそれらに直接携わる人々が国内だけではなく…
RealSoundに『あだち勉物語』のレビューを寄稿しました。 realsound.jp 本文には書ききれなかったのですが、本作は実際にあったエピソードを大胆に組み替えた様子がはしばしに見られます。 代表的なものは、作者のありま猛と赤塚不二夫の出会いでしょう。 『…
見事。 というのが現体制終了ライブ「lyrical school tour 2022 “L.S.”FINAL東京公演」を表現するもっとも的確な言葉だったと思う。 夏の日比谷野外音楽堂。しかし、刺すような日射しでも、押しつぶされるような暑さでもない、酷暑の夏の一日としては絶妙な…
中村さんが新しく編著書『アイドルについて葛藤しながら考えてみた』を出されるので、ごあいさつも兼ねてと思い訪ねたのですが、現場の客が自分一人で、ネイキッドロフトの苦境に思いをはせることになりました。 前の武田砂鉄×T.V.O.D(パンス&コメカ)のトー…