2016-11-01から1ヶ月間の記事一覧
クリスチャン・ボルタンスキー アニミタス-さざめく亡霊たち 正面入り口にあるチケットの列がやけに進まないと思ったら、おそらく50代後半と思われるおっさんが受付の人に「こんなバカな制度は聞いたことがない」「根拠はあるの?」と怒鳴ってる。何かと思…
竹宮惠子の自伝には、まだ20代の山岸凉子がスッと現れては一言かっこいいことを言い残して去っていく場面がいくつかあり、その存在感が作風にぴったりでゾクゾクしたものでした。 少年の名はジルベール 作者: 竹宮惠子 出版社/メーカー: 小学館 発売日: 2016…
田我流しか知らずに発作的に行ったやつ。前売り購入特典として入場時に演者のインタビューが載った冊子「Mary Joy Zine」がもらえたのだけど、これがすばらしかった。プロのライターを使った、内輪感のない作り。ヒップホップはあまり前売り券を買う習慣がな…
「コトリンゴと空気公団が無料で観られるから」と友人を誘って多摩川河川敷の「もみじ市」へ。 もみじ市はハンドメイド関連イベントや店舗運営、書籍の企画・執筆などを手掛ける手紙社の主催イベントで、てづくりエリートの集結の地だ。通常のハンドメイドイ…
コウテカ2ワンマンスーパー先行チケット即売イベント アイドルの解散に慣れすぎてしまったためか、校庭カメラガールツヴァイの解散発表を聞いた時も、そんなに感傷的な寂しさはなかった。恋をしていたわけじゃないから、メンバーに会えなくなるのもそこまで…
映画『この世界の片隅に』予告編 映画「この世界の片隅に」を観て、最初に頭に浮かんだのは原民喜の「夏の花」でした。 「夏の花」は原の被爆体験をもとに書かれた短編小説で、原爆投下直後の広島を歩き回る主人公の目を通し、当時の惨事が生々しく描かれて…
川崎市は横浜市のお隣さんだ。だから、多数の運動施設を備え、育ちのよさそうな子供がのんびり遊ぶ等々力緑地も、お世辞にもきれいとは言えない川崎駅東口の商店街・銀柳街も、ニュータウンを絵に描いたようさっぱりした光景の川崎駅西口の大型商業施設・ラ…