ホンのつまみぐい

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カルチュラル・タイフーン2022

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 カルチュラル・タイフーン2022へ。

 成城駅は駅前にゴディバ日能研がある金持ちの街だった。舗道もきれい。住むのにいくらかかるんだろうか……。

 基調講演の「集団的創造力がもたらすもの:版画運動からみるもうひとつの政治」を聞いていたら、この間行ったばかりのイレギュラーリズムアサイラムの店主がいて気持ちが弾んだ。「自分自身の体重を乗せて刷る」という体験について話している人がいて、授業での体験を懐かしく思い出した。

 お世話になっている中村香住さんと上岡磨奈さんの発表を聞きにいくが、英語だったのでほとんどわからなかった。

 バイセクシャルレズビアン研究とフェミニズムがとてもおもしろかった。

 桐かおるを通して70年代のレズビアン表彰を語り直す菅野優香の発表と、レズビアンの写真家・清岡純子について語る赤枝香奈子の発表はどちらも見えなくなっていたレズビアンの人たちの姿を想像させてくれるものだった。早く論文の形で読みたい!

 論文で『イルミナ』を取り上げてくれた泉沙織さんの発表を聞く。

 戦後すぐのストリップ劇場の姿を丁寧に資料を掘り起こすことで可視化させる試みがとてもスリリングだった。客の目線を掘り下げる内容だったのだけど、今と通ずる部分も多々あって驚き。女性からのファンレターをもらった踊り子もいたとか。

 出版社の物販や上映・展示が行われている地下の食堂のところに参加型ステッカーウォールアートがあった。

 主張したいことを付箋で貼ってくれというので、「できない連帯はしない」と書いた。


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 2日目。

 中国の飯圏ガールズの話、男性が男性アイドルに見出す「非男性性」、BLマンガにおける男性身体へのまなざしについてなどが面白かった。

 地下に戻ったら、なぜかストリートカルチャーに関する座談会が始まっていて、これが大変面白かった。ダンスが学校教育に取り込まれるとはどういうことか? 教室で習うダンスはストリートなのか? ストリートの中にヒップホップがある、ストリートは枠ではなく、ゆるくつながったヒモのようなもの。都市で生まれたカルチャーをすべてストリートというと、アーバン・カルチャーになってしまう。ストリートにとっては何に対抗するかが大事などなど。論点を思い出すだけで興奮する内容だった。

 最後のフェミニストカルチュラル・スタディーズとポストフェミニズムの破断点が大充実の内容。もっと本を読まなくてはとしみじみ思った。

 最後にエモめの主催者あいさつがあり、この学会が異色の存在であることを初めて知った。

 

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 写真はレスが付いていて、思わず喜んでしまったウォールステッカー。