ホンのつまみぐい

貼ってある写真は本文と関係ないこともあります。

tapes lounge vol.3@中目黒solfaであめとかんむり、校庭カメラギャル、校庭カメラアクトレスを観ました

リリースパーティーがワーッと盛り上がったところでいきなりさっぴーはろうぃん脱退のニュースが飛び込んでくるという、なかなか試練の多いtapestok recordsの主催イベント。

3月半ばの雪の寒さにおびえながら、少し遅れて現場到着。オタの人たちにあいさつしていると、校庭カメラアクトレスのライブがスタート。

カメトレのライブについては、「悪くないけどそんなに印象に残らない」という記憶しかなかったのですが、この日のセトリは校庭カメラガールのカバー中心で、メンバーがフロアでいろいろあおってきたりと、いい意味でのライブアイドルっぽさがあって楽しかったです。

コウテカ3でやると違和感を感じそうと思っていた「Lost in Sequence」が中ほどに入っていて、しかもけっこうよかったことにちょっと面喰ってしまいました。「Lost in Sequence」はかなりポエトリー要素の強い曲なのですが、全体的に言葉の咀嚼の丁寧さや緩急のうまさが光っていて、詩の世界をしっかり伝えていた印象。

でも、「Lost in Sequence」は、ましゅりどますてぃ卒業ソングだと思っているから、「諦めたあの子の分も走るよ」を共有していないメンバーが歌っているのを見て、「この歌のあの子って誰になったんだろう……」とは思ってしまいました。

もともと「StreetDreams」が念頭にあるのも、他の日本語ラップにもよく「あきらめた奴らの分まで」というテーマの曲があるのもわかっているし、メンバーが次々と変わることで、曲の属人性がリセットされるというのはBiSで観てきたのですが。

ラウンジで「初めて観た」というオタの人が「カメトレ観て、この子たちは笑顔でライブするんだと思ったんですよ。だから別物になったんだなと思って」と感想を話してくれて、共感しました。いい悪いじゃなくて、そうなんだなって。

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ミギヒダリ

ミギヒダリ

 
Lost in Sequence

Lost in Sequence

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神様クラブのライブも楽しみにしてたのに、タイムテーブルを把握していなかったので、うっかりラウンジでおしゃべりしているうちに終わってしまいました。うーん、不覚。

そして、西麻布BULLET’Sのお別れライブ以来校庭カメラギャル。さっぴーはろうぃん脱退の報が届いてから初めての、らみたたらったときゃちまいはーのライブ。

前回は急なライブだったせいかきゃちちゃんがかなりフラフラしていましたが、今回はきっちり仕上げていて、今後への気合いを感じました。

言われてうれしいかはわからないけれど、ぱたこの「どこまで本気でやってもちょっとトホホ感の出る」ラップと違い、攻撃的で意地の悪いリリックがバチッと決まるところがあって、初めて今後の校庭カメラギャルへの期待が生まれたような気がします。

ライブの機会がほとんどなくなってしまったけど、やっぱりウテギャのことももっとたくさんの人に知ってほしいな。

それにしても「バンドマンのDMより〇〇」という新しいリリックは笑いました。

スマイル・アゲイン

スマイル・アゲイン

 

久々のあめとかんむり

ホーム感のある現場でリラックスしたパフォーマンスでした。「客を沸かさなくちゃ」みたいなプレッシャーがなくなったのかな。

実は、今tapestok recordsで一番現場が楽しみなのがあめとかんむりです。「もるちゃんは辞めないだろうから」ってのもないことないですが、彼女の憂鬱さの映える声と、内省的で幻想的な音のバランスが、本当にぴったりあっているから。

ele-kingのレビューでベッドルーム・ハウスと表現されていましたが、エモーショナルを排した音と歌詞と声は、夜のクラブはもちろん、寂しさを噛み締めたい夜にぴったりで、遊ぶための曲というより、寄り添ってくれる曲という印象が強い。たった一人で音に浸りたいような時に、ずっと流していられる作品だと思います。

ライブは最後アドリブも交え、良い空気で終わりました。

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nou

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tapestok records、やっぱ曲はよい。あとは売れてくれればもっと安心して見られるのですが。自分で音楽作って、現場を用意して、それを気に入った人が集まってくれて、ゆるいけど楽しいっていうのは、一生音楽やる人のつきあい方としては圧倒的に正しいと思うんです。ただ、アイドルの場合はそれだけだと限界があるので……。うーん。