ツイッターで差別主義者にフォロー・リプライされたので、速攻ブロックしてしまった。
が、ブロックというのは私にとっては「意思を伝えること」なので、「近寄りたくない人に感情を伝えるなんてもったいない!」と思って解除した。
「差別主義者とはつきあえません」と、攻撃的なリプライをしようかと思ったが、絶対ケンカになるのでやめた。
ケンカは消耗が激しい。それなのに、いつも得るものは「ツイッターでケンカなんて絶対しない方がいい」という知見だけだ。見苦しいさまを見せないでケンカするのは難しい。勝ち負けもあいまいだ。だから、やらないほうがいい。
ふと、こういうことを歌にすればいいのかなと思った。
2年前、周りでいろんな人がラップをはじめていた頃、「曲作らないの?」と言われたことがあった。
その時は「歌いたいことがない」という返事をした気がする。その答えの裏には、「自分が創作するものの凡庸さにうんざりしている」という本音があったが、それはそれとして、歌いたいことも何もなかった。
でも、今なら「バイトしない」みたいに「ケンカしない」とか「ブロックしない」の詩が作れる。
ブロックしない
ケンカしない
そんな時間ない
みたいな。
そもそもツイッターしないほうがいいのか。
ところで、改めて聴くと「バイトしない」のビートはエモい。