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ホンのつまみぐい

いろんなもののファンをやっている人が、日々のよしなしごとを綴っています。

5月前半に参加したイベント(ウテギャ&963、Erection10周年、BLACK SMOKER RECORDS20周年、UNDERHAIRZ「ラップ酷いリリック烈伝」)

5月前半に参加したイベントのまとめ。

へそまがりへのお別れ帰りに、タワーレコードビブレ横浜店で校庭カメラギャル&963のリリースイベント
たどり着くと963の途中。歌い慣れている曲とそうでない曲の完成度の差が大きくてちょっと苦笑。
963はキャピキャピテンションの高いMCの印象だけど、ふたりとも高校生になったせいか一時期よりおとなしめ。

とはいえ「963は福岡のアイドルなんですけど、福岡ではCDが売れないから東京に来てまーす!」と、身もふたもない!

963終わって、時間的にもう終わりだろうなと思い、上の階にあがるとアパレルがほぼすべて入れ替わっていて、BADHOPのCDを配布していた店もなくなっていた。へそまがりの閉店を見送ったばかりなので、同時多発的に生じた諸行無常にびっくりして再度下に降りると、ウテギャのライブ2回目が始まっていた。どうやらこの日は校庭カメラギャル→963→校庭カメラギャルで30~40分ずつくらいのライブという構成だったよう。

音の大きさも手伝ってがっつり盛りあがり、タワレコ内がダンスフロアに。ぱたこあんどぱたこちゃん、サイコパスの曲での反復横跳びをやめて手を振り上げて叩き付けるようにするフリに変わっていた。

最後の第3段階はじめるよーのぱたちゃんの最後のバースで音が消える。そのまま前のめりぎみに「人の書いたリリックでどう表現するか この声は紛れもなく私の声だ」と言葉を続け、歌い終えるぱたちゃん。

ベタなサプライズだとは思うけれど、かっこよかった。無音のバースが終わって、最後にどうすればいいのかわからなくなり、ちょっと焦ったらみたたらったちゃんがほわったとした声で「校庭カメラギャルでしたあ~~」と締めるところも含めてふたりらしい終わり方。顔見知りの人もたくさんいたけど、買わないで残るのも気まずいのでこっそり退散。

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夢?幻?ドロップス

夢?幻?ドロップス

  • 963
  • J-Pop
  • ¥250

BLACK SMOKER RECORDS 20th anniversary「ELNINO」

ドクマンジュくんが強く影響を受けているというBLACK SMOKER RECORDSの20周年イベント。SIMILAB、DJHIKARU、THA BLUE HERB、KILLER-BONG×JUBE×BABA×YAZI×CHI3CHEEを観る。

いわゆるB-BOYという感じの人が少なく、たぶんだけど、普段はピットインとかに集まっている人も多かったんじゃないだろうか。

DJブースでは暗闇の中に薄暗くレーベルのマークが浮かび上がっていて、なんだか秘密の場所に来た感じがあった。ステージ上にもスモークがふんだんにたかれていて、異世界感満載。

SIMILABはアイドルのような、戦隊もののような雰囲気。DJHIKARUが東南アジアの祭事に流れていそうな曲ばかりかけていて、とても面白かった。また聴きたいな。

そして、この日はTHA BLUE HERBがびっくりするくらいよかった。気持ちに呼応してどんどん手が上がるのがわかるライブ。ワンマンがいまいちピンとこなかったのはやっぱり体調のせいだったのか。それともこの日がタイトなライブだったからなのか。

ライブの熱量をあげるという言葉があるけれど、汗をかいて客をあげるのではなく声の存在感で、客の心の熱量をあげるライブ。MCではK-BOMBとの由縁を語っていて、けっこうその詳細を面白がっていた人が多かったのだけど、細かいことは忘れてしまった。

KILLER-BONG×JUBE×BABA×YAZI×CHI3CHEEはかつて観たノイズとJAZZのセッションを思い出させる内容。サックスの明晰な音が割って入るのが気持ちいい。ノイズ、たまに浴びたくなるんだけど、非常階段がアイドルとコラボしなくなってから、なかなか機会がない。

体力切れで帰ってしまったけど、退廃的な暗闇の中で、ロックのライブのような一体感が共有されるわけでもなく、じわじわと音楽だけが人々の熱量を上げていく様がまるで闇の集会のようで面白かった。帰り道、MAZAIRECORDSメンバーたちのライブに関する言葉の豊富さに感心する。

しかし、タイムテーブルという概念がまったく機能していないのも、フードが出るのが12時過ぎだったのも衝撃だった。

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Erection -10th Anniversary- Patry

自由が丘の商店街の駐車場を使ってのフリーイベント。
DJメインで、ライブはゆるふわギャングのみ。
G.RINA~okadada~田我流~ゆるふわギャング~やけのはらの流れ。
アイドル現場から日本語ラップイベント、ツイッターサイファーと色んなところで出会った人と会えて面白かった。ステージで踊りまくるG.G.C(Yacheemi,ダーリンsaeko)の2人がキュート。時折フロアでくるくる舞ってくれたのもうれしかった。

田我流がヒップホップクラシックを流していたらしく、力強く盛りあがっていた。DJのよしあしが未だにわからないのは軽くコンプレックス。しかし、町内関係者席というプラテーブルとイスが置かれたコーナーで関係者が雑談していたので、それを聞きながら観るDJは味わい深かった。

「いまんところの集客いくつぐらい?」「今の若い子は暴れないねえ。去年すごく酒が出たから何かトラブル起きるかな?と思ったけど、何も」

うん、おとなしいよね。合間にSophieeとRyugo Ishidaが前を通る。近くで見ると細い体に刻まれたタトゥーとピアスがクリーチャー的で、セサミストリートにそのまま登場出来そう。

ライブはワンマンに比べるとゆるいライブで、先日のエモさを心のどこかで期待していた分だけちょっと物足りなかったけれど、それでもちゃんと上がるところで客が上がっていた。しかし、Sophieeとはまったく違った方向性でRyugo Ishidaが官能的なのが面白い。

最後のやけのはらは、人が猿みたいに飛んだり跳ねたりするような、フィジカルを刺激する曲ばかりかけていた。

途中で抜けて、久々に東白楽の古書店ツイードブックスへ。ちょっと立ち話して、店を見回して1冊買って帰宅。

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fnmnl.tv

 

UNDERHAIRZトークライブ『ラップ酷いリリック烈伝』

関西で下品なことばっかりラップしながら、アイドルと名乗るラッパー3人組・UNDERHAIRZが餓鬼レンジャーポチョムキンと高木JET晋一郎を迎えて語る『ラップ酷いリリック烈伝』。何故かGoogleマップが効かなくて45分遅刻して到着。道に迷ってこんなに遅れたのは初で軽くショック。

もつ酢飯が下品なラップをやってる関係もあって、UNDERHAIRZは前からちょっと観たかったんだけど、想像以上にド直球に下品でくだらないリリックで、さすが関西の血は格が違うと思うばかりだった。もつ酢飯がツイッターの鍵アカでの陰口なら、UNDERHAIRZは呑み会の晒しという感じ。ポチョムキンのリリックと公開された映像も、たぶん明るいところで見せたらプロップス下がりまくる内容。

途中に挟まる西成のおっさんたちの話もなかなか強烈だった。そういや今はアートによるロンダリングで、無菌状態の誰のものでもない町にされた黄金町でも、昔働いていた人からはこういう話を聞いたなとも思う。黄金町の狂ったおっさんたちはいったいどこにいったんだろう。

唯一、ブス5000が流れた瞬間、女性陣と男性陣の温度差が生じた。ブスを連発するMCたちに対し、「は~~?! おまえらだって不細工の集まりじゃねえか?」と率直に思う私。

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ポチョムキンバースの、フォローするような、よく聞くと最もタチの悪いようなリリックに、「これ救われますよね」「いや、よく聞くと一番やばいっていう」でまとまる壇上。

そして「アイドルラップは自分で歌詞を書かないからヒップホップじゃない」とまじめなことを言うラミーに、「っても、うちらの歌ってることこんなんやで」という藤本ぽやな。

最後はリトマネン・スケベッチ・オナゴスキーでコーレスして終わり。タフな時間だった。

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ラミーさんがめちゃくちゃ好みのタイプの美人でちょっとぼけっとしてしまった。感想を伝えたさもあったけど、並んでチェキを取る勇気が出なかった……。

終了後、ゲスト登壇されていた高木JET晋一郎さんにもつ酢飯をTVブロスで取り上げてくれたことを含め、あれこれお礼をお伝えする。会話の端々で、さすがプロは音楽に対する蓄積が違うと思うなど。