ホンのつまみぐい

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校庭カメラガールツヴァイ@錦糸町→里咲りさ@横浜

タワーレコード錦糸町店10周年記念イベントで校庭カメラガールツヴァイ。

 
しかし、しょっぱなの曲がちゃんと流れなかったり、マイクの音量がバラバラだったりと出だしがグダりぎみ。
 
しゅがしゅららちゃんお休み。うぉーうぉーとぅーみーちゃんと、せろりぱすちゃんすちゃんは初インストアライブということもあってか、曲に集中するのに時間がかかってた印象でした。
 
以前インタビューで「リリースイベントだと、曲の途中で次の曲をブッ込んだり、音を抜いたりもするので、メンバーのあたふた具合が面白いです(笑)」と話していたので予想していたのですが、「ラスト予定の曲が終わってメンバーがはけようとしたところにもう一曲投入……」を何度かやってたのも後ろから見てるとグダグダして見えてちょっと微妙でした。
 
イベント告知とか撮影の可不可もちゃんと説明したほうがいい思うけどなあ……。人集まってたのでもったいなかった。
 
さておき、最初のLough Ma Fleur。
 
普段は「小さい頃はケーキ屋さんになりたかったけど、ケーキが食べられないのでやめました」というしゅがちゃんのポエトリー部分はののるるれめるちゃんが担当。しゅがちゃん休みの時は基本めるちゃんがカバーに入るみたいですね。
 
「小さい頃からアイドルになりたかったなあ。いろいろあったけどお、コウテカになれてうれしいです」と照れを見せながら語ってました。
 
コウテカはMCの時間がないので間奏中にメンバーが語り出す形式なのですが、この日はもるももるちゃんの
「錦糸町10周年おめでとうございます。
コウテカまだ2年目ですけど、コウテカも10年……。いや、十年は言いすぎた。でも、みんなにもっといい景色見せられるようがんばります」という言葉がありました。
 
もるちゃんはメンバーを気遣うような目で見ている場面も多く、リーダーらしい立ち居振る舞い。
 
ららちゃん分の歌割りがめるちゃんに集中していたので、なんとなくじっくり見ていたのですが、笑うと歯並びのいい白い歯が見えて、まるでジブリアニメのキャラクターのよう。過去に見た彼女に対する「小さい火の玉」「児童アニメの主人公みたいな」という形容は的を得ている。
 
この少し前に出たインタビューの言葉と相まって、藤子不二雄のキャラクターを思い出したりもしました。
 
──そこまでしてアイドルになりたかったのはなぜ?

れめる 暗い話になっちゃいそうなんですけど…よく変わってるって言われがちで、言われるだけならまだいいんですけど、学校でバカにされたり、ちょっとイジメみたいな状況にもなってしまって。それがすごくくやしかったし、自分を笑った人に、こんなすごいことができるんだぞって見せつけたくて。それには、自分が大好きなアイドルになるしかないって思ったんです。
 

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この日ライブ三回目のせろりぱすちゃんすちゃん、少しステージに馴染んで来た感じ。ただ、まだまだ自由に動けなくて最初に立った場所から動けなかったり、自分の歌割りの前に緊張しているのが伝わったり。「早く楽しくやれるようになるといいねえ」なんて思いました。
 
そして、わたしがコウテカの歌に求めているのは「青臭い切実さ」なんだなあとなんとなく。音と歌詞を作ってるのはおっさんなのにね……。
 
その後のMaison book girl は混雑しそうなのでタワーレコード横浜店の里崎りさちゃんへ。
着いたらしょっぱなから集合写真を撮っていて「たくさんいるようにステマしなきゃいけないんですよ!」と叫んでました。
 
テンションの高さは小池美由ちゃんに通じるものがあり、ソロアイドル特有のたくましさと人に飛び込む力の高さに目がくらむ。
 
姫乃たまちゃんも寺嶋由芙ちゃんもだけど、社会人としての立ち居振る舞いのスキのなさと、芸能の人特有の色気(性的な意味でなく)のバランスが見事。
 
りさちゃんは作詞・作曲も手がける才女ですが、ソロの時は少女閣下でのアイドル的な稚気は出さず、力強い歌い方でかっこよかった! 曲は声と相まってCHARAを思い出させる、でも、もう少し激しい感じ。
 
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大森靖子さんと選んだギター。この間初めて立ちで弾けるようになったんだよ!」とせわしなく叫ぶ姿も騒がしく、爆発しているようなパワフルさが魅力的。
 
月並みな言葉ですが、見ていて元気がもらえるステージでした。
 
若い子がこんなに必死なんだから、自分も真剣にならなくちゃ!ってね。
 
よいステージでした!