6年ぶりに朝比奈るのちゃんに会うために行ったLLC -LOVE LIVE CLUB- vol.4。
今まで「誰かに会いに行くため」というライブの選び方は基本していませんでした。
私にとっては接触ってどちらかというとしがらみに近いもので、顔や名前を覚えられることに対してはプレッシャーのほうが大きかったんです。だから、よくブログを書いてたし、それを演者に喜んでもらうことも多かったけど、書いてる人と自分の実態って演者に結びつけてほしくなかったんですよね。書けないことが増えるわずらわしさもありますし。
しかし、コロナ以降「会いに行くため」も否定すべきことではないなと思うようになり、いろいろ足を運ぶように。
グーグールルにいた時は全然観ていなかった後ろめたさもありつつ、SAKA-SAMAは曲も好きだし、O'CHAWANZとの対バンの中から変わり種の蒲田温泉のイベントへ。
ただ、ぎゅうぎゅうの宴会場で座り込みながら、カラオケ用のスピーカーからの音響で、後ろに松の絵が描いてあるふすまを見ながら観るライブは集中しづらくて正直厳しかった。
O'CHAWANZやカノサレ、963はあまり状況がノイズにならなかったけど、innes、ダダダズム、SAKA-SAMAは音楽の持つ世界観が背景とあっていなくて没入しづらかった。えりこさんの体調不良もあったし、SAKA-SAMAはベストな状況とは言えなかったのかな。
印象に残ったのは、O'CHAWANZのブギーバックカバーにfeatでるのちゃんが出てきた時のこと。
なかたなか(MCかにゃんぱす)ちゃんを迎えて新体制になっていたO'CHAWANZ。
久々に生で聴くるのちゃんの歌い方が、自分の声を活かすような歌唱になっていて、そりゃ6年も見てないんだから当たり前だけど、積み上げてきたんだなあと感慨深くなりました。
特典会に行ったら覚えててくれたのもありがたかった。今まで接触目当てで行く人の気持ちがわからなかったけど、自分に出会ったことを喜んでくれる人がいるってすごいことですね。これは夢中になってしまう人がいるのも仕方ないな。
仕事とはいえ、人に出会ったことの感激をちゃんと全身で表現できるのもすごい。これはたしかに、アイドルの才能のひとつだとるのちゃんと話しながらしみじみ思いました。
たまに懐かしい人に会いに行くのも、人をリスペクトできていいな〜と思いました。
(とか書いてたら卒業発表があってなんだか申し訳ない気持ちに…。最後のライブがどんなものになるのか、まだ想像できない気持ちです)
