2025-01-01から1年間の記事一覧
超久々のアイドル現場はらみたたらった引退ライブでした。 たらちゃんはドライでやり切って卒業した印象だったので、復帰した時は驚きました。芸能に尽きぬ野心があるタイプでも、ちやほやされたいタイプでもないのに、仕事しながらアイドル活動を再開ってど…
『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』(三宅香帆)の執筆のきっかけが、麦がどうして本が読めなくなってしまったのか/どうすれば読み続けることができたのかという問いだったと聞いて観てみた。本は未読。 サブカルチャーを愛するカップル・麦と絹の201…
晃生ショー劇場に初めて行った時、一番印象に残ったのは工藤リナさんだった。 その日はとにかくすごく疲れていて、劇場に行ったはいいものの途中までステージが頭に入らなかった。 晃生は悪い意味で古いタイプの経営をしている箱という評判があり、あまり気…
あんのこと 河合優実 Amazon 「あんのこと」の主演の河合優実が日本アカデミー賞主演女優賞を受賞したと聞いた。 該当の映画は公開時に観た。たしかに力の入った演技だったし、制作の熱意が伝わる映画ではあった。 しかし、社会課題を扱った映画としては、出…
1月4日は私がでんぱ組.incのライブを見た最後の日だった。 アイドルグループ・でんぱ組.incのエンディングが発表されたのは2024年4月。解散という表現を使わなかったのは、今思うとメンバーを含めた制作側に、グループのみならずひとつの文化の終わりという…
「梅が見たい」と言われたので、母と一緒に三渓園に行った。 三渓園は、原三渓という生糸貿易で財を成した実業家が遺した巨大な日本庭園だ。 原は明治政府が押し進めた西洋化により、日本文化が顧みられない状態であった頃の日本において、古い家屋や美術品…
透明化や不可視化と言う言葉がある。人文学的な文脈でこの言葉を使う時は、多数派が少数派を意図的に無視し、存在しないことにするその態度を示す。 「見ようとしない」「いないことにする」 とはいえ、少数派もその場にいれば否応なしに「そこにいる」。文…
tapestok10周年イベントでコウテカ復活というので、久々にアイドル現場へ行った。 アイドルのリバイバルイベントはいつもちょっと緊張する。熱中していたからこそ、今の自分がどう感じるかが不安になるからだ。 少し早めの開演で、スタートに間に合わないの…