安野作品そのものの力はもちろんだけど、キュレーションがすばらしかった! 「この作品だったらここから取るよね~~」という原画選択のハマりぐらいも見事。そう、『ジェリー イン ザ メリィゴーラウンド』から選ぶならやっぱりモモの買い物と姿勢に対するこだわりのシーンだよね……。あれ、すごく何気ない場面で、物語とは何の関係もないから、作品そのものに心をときめかせた経験がないと選べないと思う。もう一場面選べたならミリが家のリフォームをする場面が入ったはず。
図録の完成度も含め、折に触れて思い出す展示だと思う。安野作品に関する個人的な感情は以下に書いた。
今気が付いたけど、図録講談社や祥伝社ではなく小学館から出てるんですね。