はじまった頃は「4回替え? でも会期長いし余裕でしょ」と思ってたのに、2・3期駆け足になってしまい、この日やっと閲覧室へ。単行本未収録作品がやっと読めて肩の荷が下りた気持ち。『You've Got A Friend』が衝撃的だったのですが、これ誰か掘り下げている人いないのかな? 陽の目を見ないのはあまりにもったいない。
当初は壁に展示されたものだけが入れ替わるという話だった気がしますが、途中からケース内の展示もいくつか入れ替わっていたので、そちらも撮影しました。
はじまった頃は「4回替え? でも会期長いし余裕でしょ」と思ってたのに、2・3期駆け足になってしまい、この日やっと閲覧室へ。単行本未収録作品がやっと読めて肩の荷が下りた気持ち。『You've Got A Friend』が衝撃的だったのですが、これ誰か掘り下げている人いないのかな? 陽の目を見ないのはあまりにもったいない。
当初は壁に展示されたものだけが入れ替わるという話だった気がしますが、途中からケース内の展示もいくつか入れ替わっていたので、そちらも撮影しました。
人気の菜の花畑シリーズと家族がテーマの作品の展示。
菜の花畑シリーズはさすがに感覚が古くて、入り込むことはできないんですよね。当時のまじめな人々の暮らしぶりがわかる面白さはあるけど、やっぱりピリッとした作品が好きだと思っちゃう。
下の写真は米図近くのカフェ「On a slow boat to …」での写真。スコーン美味しかった!レコードや雑誌が置かれた、いかにも神田近くの喫茶室というたたずまいのお店でした。
文章を書くときは「現実に生きている人間>歴史>自身の好き嫌い」という優先順位をつけるようにしている。
それゆえ、ストリップについて好意的にのみ書くことに対し、激しい葛藤がある。
「劇場は愛のある場所である」ということは、そのまま「劇場は愛を搾取している場所である」ということと同義であり、何年も見ていると、その搾取がもたらしたものを目の当たりにすることになる。何度も。
ストリップ業界は極めて不健全な不均衡に基づいて運営されている。それゆえ、現実に誠実になることは、人間のための状況の改善を意味しない。
歴史に誠実になるのであれば、私はその不均衡こそを書かなければいけない。
しかし、それが人間のための状況の改善を意味しないのであれば、控えなくてはいけない。
いつか劇場がすべて滅びた時に、やっと歴史に誠実になることができるのだろうか。しかし、その頃までにどれだけの人が搾取されるのだろうか。
ステージがどれだけ美しくても、一時もこの不均衡を忘れることができない。