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ホンのつまみぐい

いろんなもののファンをやっている人が、日々のよしなしごとを綴っています。

コウテカ2ワンマンスーパー先行チケット即売イベント、校庭カメラガールツヴァイ×せのしすたぁ最後のツーマン

アイドル 音楽

コウテカ2ワンマンスーパー先行チケット即売イベント

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 アイドルの解散に慣れすぎてしまったためか、校庭カメラガールツヴァイの解散発表を聞いた時も、そんなに感傷的な寂しさはなかった。恋をしていたわけじゃないから、メンバーに会えなくなるのもそこまで悲しくなくて、むしろ運営が難しいならズルズル続けてそれぞれの生活の負担になるよりは、終わったほうがいいのかもしれないとも思う。


 でも、「出会っていたらこの曲とあのライブを好きになっていたはずの人がたくさんいるはずなのに、多くの人が出会わないまま終わっちゃうんだ」っていうのは、やっぱり悲しかったし、もっと多くの人の前で歌う姿が見たかったとは思った。


 それが9月21日。10月は資金難と忙しさのせいでまったく現場に行けないまま過ぎて、11月。


 久々に行った現場は西麻布ブレッツのワンマンチケットの手売り会。ワンドリンクでライブ付き。解散後のメンバーの進退について話があるという事前告知もあり、会場はそれなりの人でにぎわっていた。


 ブレッツは赤いじゅうたんの上にソファーや大きめのぬいぐるみが無造作に配置されており、クラブというより大きめの文化部の部室のような空間だ。私がコウテカ2の前身である校庭カメラガールを知る前から、ずっと彼女たちがライブをやっていた、ホームといえる場所でもある。


 メンバーのうぉーうぉーとぅーみちゃんがデザインしたというチケットを購入し、会場のすみっこに座り込んでスマホをいじっていると、運営からメンバーの解散後についての話が出た。


 もるももるちゃんはソロへ。ののるるれめるちゃんとしゅがしゅららちゃんはOCHAWANS(表記不明)というユニットで活動。うぉーうぉーとぅーみちゃんは活動休止とのこと。発表と短い質疑の感触からすると、詳細はまだ決まっていないようだった。会場に漂う「まあ、そうだろうな」と「そうきたか」半々の空気。そのままライブのアナウンスへ。


 聞き覚えのない出囃子に誰も戸惑う様子がないのを見て、「ああ、私はほんとにしばらく現場を離れていたんだな」と実感した。


 ライブはTomorrow girl Secret、UncLost in Sequence、hanging end Rollなど、メロウな曲が多めの感傷をあおるセトリだったけど、うまく乗り切れなくて少し遠巻きに見てしまった。解散に向かってエモまるという行為にも疲弊しているのかもしれない。来月はBELLRING少女ハートの朝倉みずほちゃんと柳沢あやのちゃんが卒業するし、少し事情が違うけれどサ上と中江が最後のワンマンをやるし、さっちゃんは体調不良で引退するし、お別れが日常茶飯事すぎる。


 この日は何となく「れめるちゃんはかわいいなあ」と何度も思った。


 サインはチケット1枚につきひとりだったので、一度も話したことのないとぅーみーちゃんへ。アイドルと話すのは久しぶりで少し戸惑ってしまった。


 人見知りなので話しかけられないでいたけど、1月解散なら会う機会もなくなってしまうし……と思ってTwitterのフォロワーさんにあいさつをする。


 おまいつの皆さんはその後、現在のアー写の撮影場所で写真を撮ったりしてきたようで、何となくそういうノリはアイドル現場っぽくて懐かしいなと思った。

 

 

 

校庭カメラガールツヴァイ×せのしすたぁ最後のツーマン

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 下北沢シェルターでの2マンライブ。せのしすたぁは2014年10月のライムベリーとの2マンぶり。あの頃のライムベリーの3人を観て、さらに今の至るまでの道筋を見ているとMIRIちゃんの変化は頼もしいような、切ないような。彼女自身が勝ち取ったものには敬意を表しているけど、状況を肯定できない身としては、ライムベリーの話題を見るたびに複雑な気分になる。


 フロアは8分目程度の入りで、ライブを楽しむのにちょうどいい感じだった。

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 久々のせのしすたぁは以前ほどまおさんの煽りが前に出なくなっていて、刺激的ではないけれど、前より明るく柔らかくなったような気がする。特にまおさんが昔より優しい雰囲気になっていた。一時、精神科の薬のせいでかなり太っていたのを知っていたので少し安心。ほぼすべてのアイドルがそうであるように、せのしすたぁも紆余曲折込みでステージに立っている。


 何となくステージの3人が奇面組に出てくる女の子たちのように見えてきて、そういえば普通の素朴にかわいい女の子がステージの上でオンリーワンになるという点において、コウテカ2とせのは少し似ているのかもしれないなんて思った。


 フロアはほどほどのリフトに時折起こるモッシュと、ライブアイドルらしく明るく盛り上がっていて、それを見ながら「普通、人間がこんなに飛んだり跳ねたりすることって幼児の時くらいだな」と思ったりもする。これに比べると先日の戦極MCバトルの客なんてゾンビみたいなものだ。その喧噪の中に突っ込んでいくことはできなかったけれど、何となく懐かしい気分になった。


 まおさんの「せのもいろいろあったけど、この曲に支えられた。音楽ってすごい」という前置きから、コウテカ2に捧げる歌としてNOWを披露してくれた。


 コウテカ2は「調子はどうですかー。ダンスフロアつくりに来たんでー」というMCから入り、先日のメロウなセトリから一転して、フロアを躍らせる曲で攻めてきた。


 明らかに喪服のつもりであろう黒い衣装が、オレンジ色の照明に映えて官能的で、児童文学の主人公のような雰囲気のれめるちゃんが黒で暴れまわるの様子も、この日は赤い髪が魔女のように見えたもるちゃんの怪しさも、マニッシュなショートカットがどこかヒロイックなとぅーみーちゃんも、不思議な大人っぽさのために黒い喪服が最も似合ってしまうららちゃんの汗も、みんな魅力的だった。


 フロアもステージも1曲1曲の熱量が大きくて、2~3人ほどのリフトが上がっていって、それが一体化したエンタメになる様子は、3年位前の私が初めて見た頃のアイドル現場っぽい。なんだろう、これやっぱりかっこいいし、くだらないね。


 リフトは上がらなかったけど、飛んだり跳ねたりしながらそう思った。


 最後はコラボレーション。「袖から見てたけど、なかなかやな」というまおさん。せのと比べると何点くらいという問いに、「コウテカ2は100点、せのは150点くらいかな」という返答。ドルオタでもあるもるちゃんがせのと2マン出来てうれしかったと真面目に話す。コウテカ2はMCの時間がほとんどないので、同世代の女の子たちと笑いながら話している様子がほほえましかった。


  ゆーたんさんは会社の送別会で酔っ払っていて、移動中に「うぉーうぉーとーぅみーは私がもらうから」と言っていたらしく、それに対抗したまおさんが「ふたりでtwitterでリプを送って、どっちが先に返事をもらうか」勝負をしていたらしい。結果はふたりともふぁぼだけで終わり。クールなとぅーみーちゃんの態度が笑いを誘っていた。彼女のふるまいの、見ている方に少し謎を残す感じはとても神秘的で、人気が出るのもよくわかる。


 コラボはせののSTEP BY STEPにHer L Bo Sheのリリックを乗せたものと、せのの3人が加わったSwallow Maze Paraguay。キャッキャする7人が華やかで、なによりハッピーそうだった。


161119/校庭カメラガールツヴァイコラボ@下北沢SHELTER/STEP BY STEP〜Swallow maze Paraguray


 後ろに友人との約束があったので早めに会場を出てしまったけど、過剰にエモまる感じもなく、でも名残惜しさの残るいいライブで、これがなくなってしまうの悲しいというより不思議だなと思いながら下北沢駅へ向かった。


 下北沢周辺も、駅そのものはまるでプラスチックの食器のようなすっきりした白さの建造物に代わっていて、素朴な下北沢の町にプラスチックの文具が噛みついているような雰囲気でこれまた変な気分になった。

 

校庭カメラガール

校庭カメラガール

 

 

 

I'm sick too!!!

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STEP BY STEP

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