マダコの卵を手に入れた。
表面は乾いていてぬめりなどなく、つるんとした触感。しっかりした皮だけど、中の卵の重さによってだらんと広がる。
まず、皮に穴をあける。
ぶわあと卵が出てくる。う~ん、風の谷のナウシカに出てくる植物みたい。
こんな感じ。匂いはしない。
刺身にして食べるのが一般的らしいが、パッケージに生食と書かれておらず、煮物にしろとあったので、とりあえずお湯をかけてみる。
すじこからイクラを作るためには、お湯をかけながら表面のぬめりを取っていいくという作業が必要なんだけど、お湯をかけて鍋から引きあげたら、ぬめりが白く固まったものと鍋に残った卵が見た目完全にウジ虫。
ぬめりを取った上で醤油とみりんで軽くゆでてみた。火が通り切って白く固まったところはたしかにタコの味。火が通り切りらない部分は少し醤油が染みて、イクラがもっと濃厚かつ磯臭くなったような味だった。
今回はできなかったけど、食べ方としては醤油漬けがマストかもしれない。