新日本プロレスがブシロードに吸収→ブシロード一社提供で放送らしいですね。
新日の木谷会長のコメントが笑えます。道楽っぽいなー。
あの下書きの線をそのままTVにあげたような独特の勢いのある絵が動くのを、ぜひ見てみたかったので助かりました。お話も原作うまく再構成してあって面白かったですね。孤児院がつぶれることになってみんなで最後の思い出に動物園に行くシーンで、伊達君が「みんな院長先生のやっていることはすばらしいって言ってたけど、何もしてくれなかったじゃないか!口だけでほんとうはぼくたちをバカにしていたんだ!」みたいなことを言っていて耳が痛かった…。
あと伊達直人くんのショタ・美青年っぷりが印象的でした。辻なおきさんの絵はしもぶくれなんであんまり美青年と感じたことがなかったのですが、あごもシュッとしまって、哀愁のある目なのにきょとんとしてる。体型はマッチョなんだけど、意外と少女マンガにそのまんま出せそうな感じですね。
このあいだ聞いてたシンポジウムのUSTで、「日本はもともとマッチョが“男らしさ”という発想が薄い国で、長く中性性が尊重されていた。たとえば男らしいとされる戦後の映画のヒーローたち(石原とかのことと思われますが)でも、実は若いころは可愛らしい顔の人が多い。また、男性性の強調である髭を生やしたスターというのもほとんど存在しない」というような話を聞いていたのですが(記憶で書いているのであいまいですが)、少年マンガもそうですね。しかし、裏返すと少年のための物語であったマンガですら、おいもちゃん(by京子さん)が主役を張ることはできないということか……。そりゃ梶原一騎が「デブは必ず幸せになる」プロット作るよね…(違う)。
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