O’CHAWANZのりるはかせが卒業するとのことで、ひっさびさのライブハウス。
渋谷駅ではヤギが各国の人々をお迎えする準備をしていた。しかし、自分も含めてこんなに街に人がどやどやしているようでは夏にオリンピックで各国の人を迎えることなんてできるわけない。かわいい「ようこそ」ポスターは並び立つ虚無だ。
時間を勘違いしていて少し遅れて入ったら、O’CHAWANZはすでにライブ中。
先月のワンマンは時間の繰り上がりや感染状況との兼ね合いで行けなくて、その後の配信をありがたく見させてもらった。背伸びしない空気なのに、しっかり地力があって、衣装も曲もMCもゆるゆるしているのに、くっきりとした力強さがあって、すばらしかった。
O’CHAWANZは歌の中でもステージの上でも自分を大きく見せようとしない。だから、どこか日常生活の延長線上にいるイメージがある。でも、よく考えると「背伸びをせず、だけどしっかりとステージに立つ」ってすごいことだ。
この日のライブも卒業前日とは思えないくらいのんびりした雰囲気で、それがかえってらしくてよかった。りるはかせ、お疲れ様です。
エレクトリックリボンは4年ぶりくらい……? 久々にアイドルっぽいアイドルを見れて新鮮な気持ち。皆さん元気! しかしコールが出せないので少し寂しい。
初めて生で見るMIC RAW RUGA(laboratory)。「Go Forward」がとてもよかった。ライブハウスに来たはいいけど、ソーシャルディスタンスを取りながら声をあげないように気を付けて見るライブは正直堅苦しくてしんどい。この曲はそういうしんどさやもどかしさが音と歌詞に反映されているようで、かわいい曲で盛り上がりきれない心の重さを引き受けてくれた。ダンスもかっこよかった。
手を伸ばし 取り戻す身体性 硬くはならずに自由にやる
どんなに熱くたって時とともに冷めていくから
ここはぬるま湯じゃない 火をつけるの自分さ
中盤で新メンバーYUKIZIさんの紹介。美大卒で映像制作をやってたハロプロオタクだとか。しっかり社会人をやってきた女性の話し方で、AKIRAさん、REIさんの話し方と合わせて背筋の伸びたグループという印象を受けた。
物販後はららちゃんとチェキ。ものすごく久しぶりの接触なのに歓迎していただけて光栄でした。あと、すごく久々にお会いしたMさんが元気そうでよかった。その後WWWでハバナイの音漏れを少し聴いて、AさんMさんとお昼を食べて雑談。その後本屋とまんだらけに寄って帰宅。