備忘録的に。新宿の快楽亭ブラックさんのイベントで久々東京に。ついでに国分寺の早春書店さんへ。
これは途中で買ったファンフル洋菓子店のたぬきケーキ。頭はバタークリームで体はスポンジケーキのチョコケーキ。素朴なお味。
コメカさんにごあいさつ。雑談。「みんな元気がない。若い子と話したりもするけど、自分の若い頃の話が今の子にとってまったく参考にならなくて」という話にうなずく。
快楽亭ブラック★牧瀬茜・栗鳥巣☆当方名人会。道に迷ってしまい、少し遅れて到着。
入ると牧瀬茜さんのステージがはじまっていた。引き締まった肉体と跳ねるようなダンスが見える。Kさんが先に到着して席を取ってくれていたのだが、暗くて見つからず、とりあえず後方へ。この選択が間違いだった。
少しずつ服を脱いでいく牧瀬さんの姿を高揚した気持ちで観ていたのだけど、ベッドは寝転がる動作が多く、ステージが低くてほぼ見えなかった。なんてこった。ライブハウスに行ったらサビのところでいきなりマイク音量が小さくなるようなものだ。
それでも、牧瀬さんのダンスから伝わる、踊りでしか肉体でしか表現できない何かは見て取れて、だから余計にもどかしくなったりもした。けれど、とにかく観られてよかった。あの曲で、あんな風に踊れる人いないでしょう。裸足の似合うダンサー。
牧瀬さんのあとは快楽亭ブラックさんの落語。牧瀬さんとの講演時の思い出など世間話あれこれと、下ネタの小話をひとつ。オフレコと思われる話が多かったので詳細は割愛するが、それぞれの苦労や矜持が垣間見える話だった。
それから牧瀬さんとブラックさんとのコラボで番町皿屋敷。ダンスなどはなく、シンプルなお芝居。
最後に登場した栗鳥巣さんの演目は「お掃除オバチャン」。くたびれた清掃のオバチャンが、ホウキをギターに見立てて演奏しているうちにロックスターになっているという演目なのだが、曲の選び方、つなぎ方、やさぐれ掃除婦の演技、ギターにあわせて客を煽るロックスターの演技、そして肝心の見せ場までの密度が完璧で、気持ちが満腹になった。あんな曲ばかりのセットリストはここにしかないだろう。栗さんは最高のDJ。
おマン画も披露。精度に驚く人が続々と。おそらくブラックさんのファンであろう若い男性二人が、首を伸ばしてデッサンの様子を確認しようとしていて面白かった。
ここ数ヶ月ストリップを観ても感情が動かず落ち込んでいたのだけど、この日はかなり楽しむことができてほっとした。また、黒井ひとみ推しのMさんや、清水くるみさんにお会いできたのもよかった。
「定本栗鳥巣」第4巻も購入できて満足。BERGへよってから帰宅。
アクリルスタンドが設置されていた。
新宿東口の風景が……。
早春書店で買った本。
定本栗鳥巣4おもしろすぎました。