友人知人がいろいろリリースしていたのでちょっとまとめ。
ヤボシキイ&ドクマンジュコンビの新作「ロールスター/タイムラインストリート」。
日常の楽しさを歌いつつ、モチーフは何だかめちゃくちゃというのは変わらねど、歌い方にはチャレンジの跡が。二人とも忙しそうなのに制作続けていてエライ。
ドクマンジュくんが次回のMAZAI RECORDS主催イベントの情報をSNSでちょろっと出してたけど、ハッピーな現場になりそうで楽しみです。
名曲「もつ酢飯のテーマ」がぎぎぎのでにろうREMIXかつ、ニューリリックでMVに。
ライブで必ずやる曲だけど、聴くたびに「やったー!」と思うのですごく好きなんだと思います。当時尖った音作ってたドクマンジュくんが、「あえてポップに振った」という曲だけど、そのバランスが本当にちょうどよい。リミックスで多少おしゃれになりつつも、「全部イで終わらす」韻の気持ちよさや、デタラメっぷりが面白い言葉選びも健在。映像ははちゃめちゃだけどリリックは素直さや愛嬌もあって、そのバランスがグッドです。
↓は最初に発表されたやつ。
昔を引きずる気はないのだけど、2016~2017年のMAZAI RECORDSのリリースやイベント、もつ酢飯結成などを間近で見れたのは本当に面白かった。
色んな人が集まって、一つのものを作り上げて、またバラバラになるのだけど、行った先でそれぞれがんばっていて。それをインタビューやイベントレポートという形で記録できたのも楽しかった。
私の大好きな高校演劇のマンガ「演劇部五分前」で、合宿の夜に登場人物が「多分 この先辛いこととかうまくいかないこととかたくさんあって けど そういう時 こういう思い出少しずつ消費しながら生きていくんだろうね」と口にするのだけど、私にとって、あの頃も「こういう思い出」の一つです。
まだ聴きこめてないけど、絶対忘れるなの「絶対忘れるな」もよかった。
マイクリレー曲の平凡が一番好きかな。いろんな人がいろんな語彙でそれぞれの日常を語る様子がとてもいい。
猫まみれ太郎くんやez do dan子さんが参加しているのもなんかいい。校庭カメラガールツヴァイ現場で出会ったケンホーさんが、猫くんをもつ酢飯の初ライブに連れてきてくれて、その猫くんが後に開いたサイファーでdan子さんと出会った、という数珠つなぎの出会いがかつてあったので。
「友達の作った曲が一番いい曲」なんて言うことあるけど、よくわかります。1曲から受け取る記憶や感情の厚みが違うもの。
ばらばらに出会った人たちが結びついたり離れたりして何かを作っていく様子は、何だか長い物語を見ているようです。