ホンのつまみぐい

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タワーレコード横浜VIVRE店でamiinA「Jubiliee」リリイベから、みなとみらい赤レンガ倉庫で大海賊祭

6月24日(日)は現場かぶりがひどかった。

 

13時からヴィレッジ・ヴァンガード横浜ワールドポーターズlyrical school「WORLD’S END」リリイベ。タワーレコード横浜VIVRE店でamiinA「Jubiliee」リリイベ。

 

みなとみらい赤レンガ倉庫で12時40分からさいとうりょうじ(feat P.O.P&RHYMEBERRY)。14時45分からサイプレス上野とロベルト吉野

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みなとみらいに朝からいる選択肢もあったけど、野外でamiinAと聞いてまずはタワレコへ。昔はビブレ正面の入り口にある小さな広場にステージを組んでいたけど、この日は反対側の入口にある石の階段の踊り場をステージにしていた。

 

amiinA

amiちゃんが学校行事で遅れるそうで、ピンチヒッターとして参加してくれた3776の井出ちよのちゃんとmiyuちゃんのトークからスタート。内容はたわいないものだったけど、お互いをほめあう様子がほほえましかった。

 

ちよのちゃんは青色の上品なワンピース。miyuちゃんは白ブラウスに黒のスリムパンツで、切れ長に見えるメイクもあわせてちょっとKPOPの女の子っぽい。

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トーク終わったタイミングで、遊びに来ていたMIRIちゃんオタクのにゃがたさんにあいさつ。

 

そして、私服のままでmiyuちゃんのソロ披露。白ブラウスでのダンスは上品なのだけど、何となく物足りない。amiちゃんがいないからだけではない。なんだろう?

 

のんびり見ていると、小柄で青Tシャツの酔っ払いがフラフラ歩いている。一瞬アイドルオタクかと思ったけど、さすがに表情がおぼつかなさすぎるし、ライブ前のアッパーさのかけらもないので、ただの酔っ払いとわかる。さすが町田(JR横浜線で1本)出身のKEN THE 390がリリイベで「西口はちょっと怖かった」と話していた横浜駅西口。

 

この酔っ払いが途中から絡んできて困った。私に声をかけてきたから、にらみ返したら一瞬いなくなったけど、今後はいったんmiyuちゃんが着替えのためにはけ、ステージの上が空になったところでいきなり踊り始めた。タワレコスタッフが叱責してやっといなくなったけど、後始末できない状態でああいう人にかまった私もダメだな。

 

そんな前振りを乗り越え、やっと始まったライブはとてもよかった。

 

スカートがくるくるひるがえる様を見て、miyuソロに足りなかったのはこれだったのかと実感。旅する少女をイメージした衣装は、黒のインナーに青ジャケット、チェックの布に白のスカートと、決して派手な色づかいではない。だけど、ふたりが回転した瞬間にふわっと宙を舞う布の軽やかな動きは、陽の光の明るさもあいまってとても華やか。

 

身体全体がしっかり見えるポジションで観ると足さばきが本当に軽快で、2人の靴の間から音楽が生まれてくるようだった。改めてamiinAは「友人の子供と野外で見たい枠」ナンバーワンアイドル。

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残念ながら途中抜けになったので、にゃがたさんに特典券を譲って大海賊祭に移動。ついてみると大海賊祭は30分以上押していて「ウワ~、amiinA最後まで観られたやん。なんなら特典会出られたやんけ……」という気持ちに。いや、タダで楽しませていただいて、文句のつけようはないのだけど。

 

出演順を変えたらしく、ちょっとだけ観られたBimBomBam楽団はジャズバンドで、ストレートで力強い演奏がかっこよかった。さいとうりょうじfeatRHYMEBERRYもfeatP.O.Pも楽しかったに違いないし、こっちに1日いる正解もあったんだろうな。

 

サイプレス上野とロベルト吉野 

最近行きたいと思えるようなイベントにブッキングされてなくて、わりと久々に観た。

 

横浜高校の先輩後輩の縁もあってオファーされたそうで、MCで高校時代の話が出たり、部活動の思い出を歌にした「Walk this way」やったり。

 

4歳くらいの子供を肩にのせたフジロック2017Tシャツのお父さんが、「PRINCE OF YOKOHAMA」に合わせて肩で踊る子供を、ニコニコしながらスマホで撮影している姿がほほえましかった。

 

いつもの曲が一通り終わって「HIPHOP体操第二」が始まったところで「もう終わりかな」と思ったら、次が「ヨコハマシカ」でテンションがあがった。陽射しが強く突き刺さる赤レンガで聴くには湿り気のある、夜の冷たさを連想させる音なのだけど、その違和感が何だかいい。最後は、家族エリアでの子供たちに笑いかけながらのドリームアンセムで〆。

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ファンキー加藤 

音も歌詞もお客さんもJ-POP。普段行ってる規模のライブでは客がある種の属性みたいなものを服装やたたずまいで主張しているものだけど、何となく「ファンキー加藤のライブしか行ったことがない」ような人が多いように思えて、それはつまり「お茶の間」まで届いた証明なんだろうと思った。

 

ライブは「なるほど多数派」な感じで、「私は今音楽オタクに囲まれているから、こういう曲はピンと来ないけど、偏見なしに聴いたら感動したのだろうか」などと真剣に考えてしまった。

 

プロレスも観てみたかったけれど、熱さに負けて撤収。

 

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