ホンのつまみぐい

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WWW & WWW X Anniversaries "Emotions" supported by EYESCREAMでかっこいいゆるふわギャングとかわいいtofubeatsなどを観た

何日か前から急に冷え込んできたせいで風邪を引いてしまい、この日は終日鼻をかんでいた。

おまけにべちゃべちゃした雨の日で、山手線はつっかえながらの運行。WWWXの階段も混んでいて、箱の中に入れたのは20時頃だった。

チケットは安いのに豪華なラインナップで、とにかく混雑していた。

 

KID FRESINOを観るつもりでステージ横に行く。うーん、客がおしゃれだ……。風邪のせいでもっさり厚着をしている自分は浮いているな。女の子地下アイドル現場に慣れすぎている。

KID FRESINO、軽々としていてリズム感抜群で、楽器としての存在感がすごい。ただ、出音がアンバランスにデカかったり、歌詞を忘れて曲をやめてしまったり、あまりいい印象は受けなかった。私はこの適当さを身軽さと思って笑えるタイプじゃないな。

 


KID FRESINO - Peace / Starring Takeru Wada (Diaspora skateboards)

 

お次のゆるふわギャング待ちでさらに人が増える。Sophiee、今日は肩を出さないTシャツ姿で、軽々とした身のこなし。何となくゴロッとした不器用な重さを感じるRyugo Ishidaと対称的。

3曲目くらいに、Sophieeの「みんな歌えるっしょ~!」からの「FUCKIN CAR」。サビで飛び跳ねる人々でWWWXが揺れる。一瞬地震と錯覚するくらいの激しいバウンド。

客の盛り上がりを観てか、フロアをいったんかがませ、ジャンプするように促す。ステージの二人を追いかけるように、フロアが一斉にジャンプする。音源で聴く「FUCKIN CAR」はメロウで優しい印象すら受ける曲なのに、ライブではまるで別物のようだ。

ライブは別物と言えば、「Escape To The Paradise」のシャウトも。

Ryugo Ishidaのシャウトには、彼の感情が音に乗ってそのままこちらに流れ込んでくるような激しさがある。

暗闇から手を伸ばしな 暴力じゃもう押さえきれない

切実だし、美しい。

 

ゆるふわギャングが終わると、その後のtofubeats待ちのために人が入れ替わる。いかにも文系という感じの男女カップルが「怖い人いなくなったね」と言いながらステージに向かう。「その言い方はないな」と思ったけど、常にクラブでの居場所の無さを嘆いてしまう自分も同じようなもんか。

 

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ちょっとはZOMBIE-CHANG観られるかなと思ってWWWに行ったけど、タイムスケジュール通りのようで、すでに終わっていた。スカスカのWWWを観て、WWWXに戻る。

tofubeatsが始まっていてフロアは満杯。最後方は少し空いていたので中に入る。白いロングTシャツのtofubeats。フロアの上で姿がはっきり見える。

「みなさんが踊りやすいように、tofubeatsのライブ。ノンストップでお送りしております」というMCでちょっと笑う。tofubeats!優しい!

tofubeatsのライブは本人が歌うことに価値があるタイプのライブではなくて(というか、この日って被せだったよね?)、どっちかというと音楽をつないでいく力を味わう感じなのだけど、この日は本人が楽しんでいるのが音に出ているかのような何だかはしゃいだようなDJで、重たくてどんくさい自分の身体も音にあわせて動く。

CD発売時の渋谷タワーレコードでのリリイベで感じていた強い緊張感がこの日はなく、彼の大柄な身体が身軽に見えた。

聴きこんだアルバム曲中心のセットリストに、自然と笑顔になりながらぴょんぴょん飛んでいると、「Baby」終って「今年はずっとこの曲で終わってるんですが、今日来た人はラッキーですよ~~」というtofubeats。なんだろうと思っていると、YOUNG JUJU登場!

「LONELY NIGHTS」が始まった際の、直前のゆるふわギャングとはまた違う、軽快な会場全体の揺れ。時折お互いを見つめながら歌うふたりがとてもチャーミングだった。

彼を直接観るのはまだ3回目くらいだけど、「かわいいtofubeats」は初めてだ。

だいぶ汗をかいて、風邪のことをいつの間にかすっかり忘れていた。

 

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噂のC.O.S.A.を観るためにまたWWWに行くが、会場全体がパンパンでスピーカーの真横で聴くことになり、ちょっとしんどさが上回ってしまう。

C.O.S.A.は古い邦画のような世界観の歌をずっと歌っていた。詞の世界で描かれるのはどこか閉じたところのある物語で、女性の描き方などは古臭いのだけど、情景をこちらの心の中に描いてくるような声と言葉の重厚感はたしかに圧倒的な説得力がある。

ライブ終わって「フレシノ来なかったね」という声を聞きながら、外に出る。音に合わせて飛んだり跳ねたりしたせいか、だいぶ身体が軽くなっていて、ほっとする。

 

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Salve

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Girl Queen

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