書くこといっぱい溜まってるんだけど、備忘録兼ストレス解消に。
MCバトルイベント戦極の対外戦。
なんでスパーリングなのかと思ったら、CD買うとバトル参加が出来るシステムなのだとか。
【LIVE】田中光【DJ】yanatake【HOST MC】ACE
【MCBATTLE】押忍マン、MIRI、TKda黒ぶち、崇勲 vs 当日希望者12人
着いたら田中光がライブしてました。
ちゃんとメモっていなかったのですが、試合前の主催者・MC正社員がバトルに対しての心構え(用はちゃんと参加してくれということ)や、今後はオリジナルビートを作っていきたいという話をしていて熱かった。
お客さん若い人ばっかりで、ちゃんとバトルを見て参加していてほっとしました。新宿のTOHYOイベントはスマホ掲げすぎでめまいがしたからな…。
一般参加者に押忍マン、崇勲が負けていたのも面白かった。
ゲストMCがちょっと油断していたのもあるけれど、挑戦者の熱意がちゃんとアンサーになっていたのがよかったね。押忍マンと闘った子、「あんたのCD2枚買ったぜ(バトルするために)」って叫んでて、それに押忍マンが「3枚でも4枚でも買ってくれ」って答えながらちょっとうれしそうだったところとかほほえましかった。
MIRIちゃんの最初の対戦相手がちょっとクセのある戦い方をする人で、「リリスクの方が好き~~」と言って挑発したのに対し、結果的にMIRIちゃんがリリスクをdisる流れになったのにちょっとドキッとしました。
同じ日の朝に「般若のKREVAへのdisってヒップホップ村の出来事だよな~~。ほんとつまんね~~」とか言ってたのに、MIRIちゃんの言葉には反応してしまった自分のいい加減さにびっくり……。般若のあれはテレビサイズの趣向ではないとは引き続き思うけど。
ちょうどアイドルコーナーで、サイプレス上野がBUBKAに連載していた「サイプレス上野とロベルト吉野のアイドル ライヴオン ダイレクト」を読んで、サ上の「ライムベリーとリリスクの切磋琢磨いいね!でもhinaちゃんが名前呼んでくれたからリリスク側につくわ!」発言を読んだ直後だったので思えば遠くへ来たもんだ感がハンパなかった。
MIRIちゃんはこのままフィメールラッパーともアイドルラッパーともつかない独特の道を歩んでいくのかな。
ライブは最終的にトーナメントで勝ち上がった魅RIンvsTKda黒ぶちで終了。TKda黒ぶちのビートの乗り方、落とし方、韻の踏み方どれも他を圧倒するものがあった。
初めて生で観て知ったけど、慣れてるバトラーって体の使い方もワンパターンじゃなくていいタイミングで客席の方向くのね。経験値の低い人は手の動かし方がワンパターンだったりでフィジカルなものなんだなと改めて。
優勝者にはMC正社員のポケットマネーで1万円進呈。交通費出さないらしいフリースタイルダンジョンより優良じゃないか? 最後にACEが1曲だけライブ。
バトルMCのライブを観て思ったけど、ヒップホップは単純なビートの繰り返しだからこそ、オリジナリティーのあるいい音を作るの難しいのでしょうね。すぐCD出せるの、ちょっと短歌の自費出版に近い物を感じる。もちろん、文芸にしろ音楽にしろ価値は主観的なもので、インディーかそうでないかでは測りきれないのだけど。
もっと音にも凝ってほしいけど、こうやって盛り上がってくると単純に母数の増加で才能のある人が参入してきたり、人気の高い演者はいい音を作れる環境が出来たりすると思うので、まあうまくまわるといいなあと思いました。