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ホンのつまみぐい

いろんなもののファンをやっている人が、日々のよしなしごとを綴っています。

夏のぜんハリ アチチチセーラーPLAY in タワーレコード新宿店&人気投票結果発表


[なつかしのBiSの広告]

ZEN THE HOLLYWOOD 夏のぜんハリ アチチチセーラーPLAY in タワーレコード新宿店

5月26日に6thシングル発売および人気投票企画の発表、6月10日に三浦海里卒業発表、6月27日井上雄貴卒業、ツアー中に規制強化、7月21日・24日に対バンイベント、8月2日・8日に深澤大河不在のイエローハート公演、8月10日にWWWで新曲発表、8月26日に6thシングル発売、8月28日に千秋楽と来て、最後のイベントが人気投票の順位発表でした。

会場はタワーレコード新宿店。タワレコ新宿店はリリイベで人があふれても後方の人がライブを観られるように、天井に小さめのモニターをつけているのですが、この日はモニターが壊れていて戦後の街頭テレビのようになっていたので、仕方なく遠目でステージを見ていました。

バージンマジックでスタート。
からの自己紹介MC。

ここのところ「Abe tunes Store」でメンバーを巻き込んでいた阿部くんは、人気投票の発表があるということでまじめな受け答え。

「ここまでやってこれたのは皆さんのおかげです!今日は思い切り楽しみたいと思います!」

続く三浦くん。投票期間中、一度も「ぼくに投票してください」「がんばります」といった類いの呼びかけをしなかった彼は、ここで「順位よりぼくを応援して下さった方に感謝の言葉を贈りたいと思います」と調子のいい発言。チャラっ!

笠井くんは「みんな結果聞く準備できてる?」と言ってから、客席の反応を見て「バラッバラだなあ。出来てるやつも出来てないやつも! はい!みんな、いえーい!!」と高揚した声で客席にコールをうながします。

深澤くんは「1位を取りたいという気持ちを込めて!1位コールをしたいと思います!」会場と一緒に「1位! 1位!」

皇坂くんは「皇子、実は不正行為を働いてしまいました〜〜。キングイーショップさんでバージンピンクを2枚買ってしまいました……」

恥ずかしそうに話す皇坂くんに、「まあ、いいんじゃない?」という笠井くんに、「大丈夫じゃないですかね」という深澤くん。

「みんなは買ってないの?」という皇坂くんに、「ぼくはお年玉とか使ってないですよ?」という阿部くんに、「おれはお母さんとか何もしてないですから」という三浦くん。「買うわけないじゃん!」という笠井くんに、「不正行為はしてないです」という深澤くん。

そして、横山くんは「おれはそんなことより今月の家賃がヤバイ……」。

そんな横山くんのあいさつは「顔色の悪さは生まれつき〜〜!来月大家さんに怒られちゃう、サイキック紫」「よっこ−!」

そして、あっさりと結果発表。スタッフさんが名前を読み上げます。

「3位、深澤大河

私のいた場所はメンバーの表情がはっきり見える距離ではなかったのですが、深澤くんが身体を硬くして悔しそうな顔をしているのは伝わってきました。

「2位、笠井薫明」対称的にポーカーフェイスな笠井くん。

そして1位は「阿部悠真!」

阿部くんの長い手足がぴょんと伸びる瞬間は、驚いて天井をつきやぶるカトゥーンのキャラクターみたいで、うれしくて跳びあがりたくなるという形容はこういう時に使うのかと思いました。4〜6位は発表されず。

発表を受けてメンバーから一言ずつあいさつが。

阿部くん「こうやって、1位になれたのは、本当に本当にみなさんのおかげです!本当に、本当にありがとうございました!!」

三浦くん「えー、ぼくの場合は順位もわからないわけですが、応援してくれたみなさん! ぼくはわかってるよ〜〜」と引き続きのチャラいリアクション。

笠井くん「ぼくはずっと2位にいさせていただいて。この2位を譲らないぞ〜〜!って気持ちでした。本当にありがとうございました!」

深澤くん「皆さんのおかげで3位という順位をいただくことができました!ありがとうございました!」

皇坂くん「皇子は、今回残念ながら、ランキング3位以内には、入れなかったんですけれど、この夏はみなさんと一緒に、たくさん楽しむことができました。この涙は本当に悲しい涙じゃなくて、皇子は争うことが苦手だけど、メンバーと競い合うことができて、みんなで高め合うことができて良かったと思ってます!」途中からの涙声がどうしても痛々しく、申し訳ない。バージンマジックはセンター曲なのにね。

横山くん「……。ぼくは家賃も払えず、その上3位にも入れずですが……。えー、本当にNever Ever Zeroからスタートしたいと思います!」と笑い混じりのあいさつ。

笠井くん「今回こういう結果になりましたけど、みんながんばってたからね! がんばってなかった人いなかったから! でも、楽しかったね! ぼくはまたやりたいと思うけど、そのためにはCDも出せるようにがんばらないと。次がもしあったらね、次こそはランキングに入るぞ!とか、絶対に1位を守るぞとかね。あ、でもそれは大人の人が決めることだから(笑)。またそういう機会ができるようにがんばっていきたいと思います」

MCからのHOTLOVER、ZENKAIPLAY、青春 has come。

音がきれいに出ていて、ハズカムの間奏のドコドコという音がよく聞こえました。

最後はクリスマスソングが新曲として無料配信のお知らせがありました。CDじゃないのは残念ですが、持ち歌が増えるのはうれしい。しかし、こっからCDに持って行くにはどうすればいいのか。

いっそクラウドファンディングでいいからなんとかしてほしい。メンバーに好きな曲(少ハリプロジェクト楽曲以外も可)歌ってもらって○万円とかなら払いそうな気がするが、いろいろな意味で無理でしょうね。個人的には書き下ろしでなくとも、林哲司先生の過去楽曲カバーとか、少ハリ楽曲のモチーフである80〜90年代のアイドルソングのカバーとかでも面白いのですが。

しかし、振り返ると5月26日に人気投票発表、6月10日の三浦海里卒業発表、6月27日に井上雄貴卒業と、ものすごくストレスの高い3ヶ月が何となく丸く収まっていることに驚きました。いや、失ったものも多いのだろうけど、それでも。

井上くんがいなくなったことによるMCも含めたライブ全体のブレとか、人気投票のせいで生じた微妙な悲壮感とか、規制が増えたこととか、いろいろあったなあ……。規制の強化に関しては、いまだに否定的ですが、イノウエ卒業と人気投票という大きな波を乗り越えてパワーアップしたメンバーは本当にかっこよかった!

特に阿部悠真!

敬意を表して思わず呼び捨てにしてしまったけど、本当にかっこよかったです。

阿部くんを初めて意識したのはまだ三浦くんとの区別がつかなかった頃に見た、渡り鳥コップの千秋楽動画です。運営とファンが用意したサプライズに号泣する阿部くんを見て、「ここに正真正銘のアイドルがいる……」と思ったのをよく覚えています。でも、当時は彼のファンは少なくて、「この子が売れないとこのグループだめでしょう」と思ったことも。

それから後、「永遠 never ever」のセンターが交代制になったり、エアボーイズのセンターを外されたりしたことなどを知って、何とかして彼に光が当たらないかと密かに願っていたのです。その彼が、自分自身の力で1位を勝ち取った姿は本当に感動的でした。

ステージはもちろん、SNSやブログでもやれることはすべてやって、しかもお客さんへの感謝は忘れない。前から彼を推している人は、本当に誇らしかったんじゃないでしょうか。

あとは皇坂くん。争うことが苦手と言っていた彼が、自分のキャラクターを何とかして活かそうとする姿も本当に印象的でした。私が思わず拍手したのは、8月30日のニコラジにぜんハリ代表として呼ばれた時のこと。自分のキャラをふまえた上で、どうやって爪痕を残すのかを考えてスタジオに花火を持ち込んだり、急に歌い出したり。特に彼のことを知らなくても楽しめる内容になっていて、すばらしかった! だから、ああいう風に泣いているところは見たくなかったのですが……。アイドルって美形は受けないからなあ……。

そして横山くん!

現在唯一のフリーランスで、しかも上京組という状況の彼がいちばんここ数ヶ月、心細い思いをしていたのではないでしょうか。

特に、彼の場合はこんな動画を公開しているから、なおさら。

この動画、本当によくない。たぶん運営はももいろクローバーZにおける早見あかり脱退裏側の告白とかと同じノリで考えているんでしょうが、こんな風に宣言させたら彼の人生をこのプロジェクトに拘束させることになってしまう。

いや、だって普通に生きていても「仕事辞めて−!」「これから大丈夫なのかな」とか思うじゃないですか。芸能なんてものすごく不条理で不安定な世界なんだから、なおさらです。でも、こうやって人前で約束させてしまうと「逃げたい」と思うことも許されなくなっちゃう。「いや、これは女の子だったら精神科通うアレだな。でも、男の子だし、大人だから大丈夫なのかな?」と思っていたらやっぱりそうでもなかったようで。

見得を切っている責任感からか、「ぜんハリは解散させません」とTwitterで宣言したり、体調不良で不安定なところにエゴサーチでオタクからの批判を見てさらに病んだりしているのを見ているのはなかなかしんどかったです。(しかし、鍵アカフォロー事件は笑った。中学生のケンカか!)

いやーさすが桜エイジクオリティ。軽率でやばい!

「宣言したからと言って、縛られなくていいんだよ。きみの人生はこのプロジェクトに奉仕するためにあるんじゃないから。プロジェクトの目標が自分のものに思えないのなら、辞めたってかまわないんだよ」と思いながら見ていました。

だから、その彼が8月12日のブログで、こう書いていた時は本当にうれしかった。

今このステージにたってるのは自分が選んで、
好きだから、やりたいから
この場に居るんだなって思わせてくれます。
そしてそれがどんなに幸せなことなのか、
今日のライブではそれをもう一度思い出させて貰えました。

だから、自分のことを、ダメだなんて言うのは今日これで最後にしようと思います。

もっともっと強くなって、いつも応援してくれる皆さんにもっともっと最高のPLAYを提供します!!
絶対に!!

ZEN THE HOLLYWOOD 公式ブログは、紫がつづります/夜遅くにごめんなさい!!!

よかった、ちゃんと自分の中に目標を取り戻せたんだね……。本当に、よかった。つらいことも多いだろうけど、無理せず、でも後悔しないようにがんばってね。(でも、vineはもっとやってほしい)

あと、オタクが最終的に望むのはきみらの幸せだから、結果としてオタクの希望に沿わなくても幸せになれるチャンスは逃さないでいいよ!(別に恋愛とかに限らず、人生の話として)

そうそう、ほかにこの日印象的だったのは、笠井くんの「大人の人が決めることだから」という一言。出た! アイドル言いがち! 「大人の人」! でも、「人気投票覚悟できてますか?」とか、「楽しかったね、またやりたい」という笠井くんの場のリードの仕方って「大人」の配慮なんだよなあ。

アイドルに「楽しかった」って言われたら逆らえないし、実際に詰んだ人たちからすると「楽しかった」と言われることで救われるみたいなのもある。「大人の人」の顔も立つし。同様のことは、皇坂くんの涙のあいさつの後に笑いで落とした横山くんにも感じました。彼のことだから感動的なことを言おうと思えば言えただろうし、その方がウケはいいのにね。スキの多い印象のふたりだけど、直感的なものなのかもしれないけど、「大人」なんだなと思いました。


悔しさを隠せない深澤くんの実直さや、ついついファンへの感謝も照れながら述べてしまう三浦くんの青年らしさとは対称的で、そこが混在しているのが魅力なのでしょう。

でも、今回の人気投票は「阿部悠真」のストーリーがあったから結果的になんか丸く収まった感じになってるけど、次に同じことをやって盛り上がれるかはわからない。エンタメの世界って「面白いのは最初の一回だけ」(メンバーが大幅に入れ替わっていたりするとまた別)なので、次はもっと面白くて、何より外に向いた施策を「大人の人」にはお願いしたいですね!

ところで、ライブ後にまきさんにお会いしていろんなお話を聞いて、オタの人たちも濃い夏を送っていたんだなあと思いました。メンバー個別盤は各1しか買っていない私は、次に同じことがあっても特定のメンバーに詰んだりはしないと思いますが、そこに本気でのっかる楽しみ方もあるし、それはそれですがすがしい……。

改めて「皆さんお疲れ様でした」と思った一日でした。

ところで、アイドル見てると別のアイドルソングが連想されますよね。ここ数ヶ月を思い出しながら頭に浮かんだのは、BiSの「YELL!!」でした。この曲はちょっと阿部悠真っぽいと勝手に思っています。

こたえが 出ない道を 歩く僕ら
不安で 行き先も わからないけど
手をにぎり 笑い合い 支え合っていくよ
笑って 笑って いこう きっと
素敵な日々 見つかるから

いつでも エンジン オン
アクセル踏みこんだら
昨日より前に進むはずだから
(進まなくても気にしない)
悔しい夜 握ってくれた手 (暖かくてほっとした)
もうちょっとだけ頑張れそうだよ