ホンのつまみぐい

いろんなもののファンをやっている人が、日々のよしなしごとを綴っています。

夏のぜんハリ アチチチセーラーPLAY in タワーレコード渋谷店&オリコンデイリー発表

ZEN THE HOLLYWOOD 「バージンマジック」リリースイベント 8月26日

リリースは8月26日。
で、Twitterでの表明が8月18日。

「そっか−。オリコンベスト10に入れる見込み出たのかなー」と速攻思いました。そして、「そういうのってもうちょっと早めに言ってオタクの購買意識を煽りつつ、共闘感出すもんじゃないのか……」とも。でも、「トータル1万枚でごほうび企画失敗」で演者もオタクも恥かかされてるし、もうそこ弱気でいいか。共闘感は人気投票で出してるし。

とはいえ、見込みはあっても当然確定ではなし。発売日にあたる26日、フラゲ日の結果が出るこの日は渋谷タワーレコードでインストアイベントが予定されていました。イベント中に結果発表だろうなと思って、会場へ。

雨上がりの街を歩いていると、工事中のマルイが見えます。ここで初めてぜんハリのライブを観たときに、メンバーの出自なんて何も知らなかったのに、「なんでアイドルじゃない子がアイドルやってるんだろう?」と感じたことを思い出しました。アイドルっぽくない子がアイドルをやっているのはいまどき別段珍しくないのに、なんでそう感じたんだろう。「どちらかというと昔DVDで見たテニミュに近いな」と思ったのでした。

そんなことを考えながらタワレコに着くと、時間ちょうどくらい。客席はあったまっている様子だけど、まだ始まっていませんでした。

ライブはバージンマジックスタートからのMC。オリコン発表の日と言うことで、もう少し緊張感があるかなと思いましたが、祭りをテーマに一言といういつも通りの自己紹介から進みました。

印象的だったのは三浦くんが阿部くんを釣り竿で釣り上げるリアクションをしていたのと、「釣る」の連想から「ファンを釣り上げる」話になり、いつのまにか横山くんが「みんなでしげのうち行こう!住所はねえ……」と言い出し、それに笠井くんが「お前もう出禁!」と宣告する流れ。


そして、「祭りと言えば浴衣!」と言い出した横山くんが「よいではないか」と言い出し、メンバーがそれに対して「あ〜れ〜」というリアクションをとっているのがシュールでしたね……。

あとは笠井くんが「タワレコ渋谷ですよ!みんな知ってる場所でしょ?」と浮かれた声で言っていたので、「よかったね!」と思いました。

それからライブは
HOTLOVER
ZENKAIPLAY
青春 has comeの流れ。

HOTLOVERを見るのはまだ2回目ですが、歌割ごとにふたりずつ等間隔に立って歌うところや、騎馬を組むところなど、目に残る振りがいっぱいあって飽きません。

特に好きなのが深澤くんのセリフのところでメンバーが後ろで盆踊りっぽい振りを踊るところ。どや顔で黙って立たせておいたっていいところなのに、もっとかっこいい振りいくらでも思いつくだろうに、なんで盆踊りなんだ……。ONDYさん、ほんと最高すぎる!!

この日印象的だったのは阿部くん。もちろんみんなニコニコしながらライブしてるんだけど、一瞬一瞬をいちばん楽しんでいる表情で、本当にまぶしかったです。少年ハリウッドの言葉から引くのなら、「みっともなさすら輝く時期」なんだろうな。あとは、PAの人がノリノリだったのがうれしかったです。いい曲ですよね! ステージが狭いので横山くんがぶつかって板が倒れていたのにちょっと笑いました。

19時からのリリイベだったので、MC中に発表するんだろうなと思って見てましたが、結果が出るのは20時ということで、しばし特典会待ち。

店頭入口の大型モニターでpredia(10人組の大人セクシーな女性アイドルグループ)を見ていると、いつのまにかステージの上にメンバーが揃っていて、笠井くんがステージ中央にあがるところでした。

発表された順位は「8位!」

ふわっと空気が明るく暖かくなりました。相当無茶な売り方だったし、人気投票で萎えて死んだオタクたくさんいると思うけど、それでも8位はすごい。

笠井くんが「皆様やスタッフのおかげ……」という言葉をあいさつをしていましたが、30〜40代の男性が金銭的に支えている現場と違って、20〜30代の女性が支えているこの現場だと本当に重みがあるな、と思いました。

報告のあいさつの後、舞台上で笠井くんが「円陣組もう」と言い出し、6人がステージ上で円を作ります。

「昨日より今日!明日より今日!」という円陣の出だしの言葉は「少年ハリウッド HOLLY STAGE FOR 50 第1話」のセリフ。

それからメンバーが順番に自分の名前を呼んでいきます。

「しげ!」
「トラちゃん!」
「かいりん!」
「皇子!」
(ワンテンポ遅れて)「よっこ!」
「ゆーま!」
とメンバーの名前を呼び終えたところで、最後に「みんな〜〜」と言いながら客にマイクと笑顔を向けるのが粋で、感動と言うより感心しました。ステージに戻ってきた時の笠井くんが、素の笠井薫明ではなく、この場を盛り上げるためにはどういう手順を踏めばいいかを考えて演じている演者の顔に見えたからです。

もちろん、喜んでいるのだけど、自分の喜びをそのまま出すというより、その結果をどう演出するか考えている風で、それはちゃんと成功している。きっと裏では「よっしゃ!」とか「よかった〜〜」とか言う笠井薫明もいるのだろうけど、それは私たちの目にはふれないのだなと思うと謎の寂寥感に襲われました。

4月9日のぜんハリがアイドルに見えなかったのは、こういうところなのかもしれないと改めて認識。

参考までに他アイドルのオリコン発表動画


ももクロの弟分としてプロデュースされた「DISH//」のメンバーも事務所の企画でアイドルをやることになり、活動に葛藤を感じていた時期があったそうですが、EBiDANの子たちがもっと小さな規模で活動していた時も、こういうちょっとしたズレを感じさせることがあったのでしょうか?

「大人の人に土下座して頑張ってきた」!? ももクロ弟分DISH//のライブで垣間見る“子役残酷物語”

不思議な距離感のステージの後、何となく、道重さゆみについて歌った大森靖子の「ミッドナイト清純異性交遊」を思い出しながら帰路につきました。

ブルーな気持ちを食べて 歪にかわいい
プラスチックのステージで君はおどりだす

今夜しか見えない流星群
キャラじゃなんて甘えてるから逃してばっか

春を殺して夢はひかっている
嘘でもいい 嫌いでもいい 私を見つけて

大森靖子「ミッドナイト清純異性交遊」を道重さゆみヲタが読み解いてみた

個人的にこういうのをイメージしていたが、現場で起こったことの方が洗練されていた。