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ホンのつまみぐい

いろんなもののファンをやっている人が、日々のよしなしごとを綴っています。

4月8日「ZEN THE HOLLYWOOD」リリースイベント渋谷マルイ前

アイドル

エアボーイズ

エアボーイズ

 渋谷にはプライベートでも仕事でもよく来ていたのに、ドルオタやる前まで存在すら意識していなかった渋谷マルイ。アイドルのリリースイベントのために何度か立ち寄り、もうすっかりオタクの集う場所というイメージに。そんなマルイに出来た少年ハリウッドの期間限定グッズショップが最終日だという話を聞いて、ちょっと見てみようかなと思って立ち寄ったところ、交差点の向こうから聴き覚えのある曲が。

 「かぎりな〜〜い〜〜ゆめ〜〜い〜〜だけ〜〜」って「永遠never ever」じゃないですか……。そう、この日のライブは少年ハリウッドのプロジェクトのひとつ、「ZEN THE HOLLYWOOD」のリリースイベントでした……。思わず足を速め、交差点の向こうの7色のサイリウムを見上げました。

 アニメ少年ハリウッドプロジェクトの1つ・男性アイドルグループ「ZEN THE HOLLYWOOD」。少ハリの放送中に何度もTVCMを見ていたので、何となく存在は認識していたけど、この目にするのは初めてでした。

 しかし、初めて目にするのがアニメで重要な役割を果たしており、そのダンスシーンも目に焼き付いている「永遠never ever」だったこともあり、「アニメの振り付けが実写で動いている……!」という事実にすでに目が潤みがち。ダンスはしっかり揃っていて、メンバーの楽しそうな空気がこちらに伝わってくる。歌は強めのかぶせ(追記;生歌らしいです)のようでしたが、地力のあるグループなのだなと思いました。

 ここしばらく女性アイドルのつまずきの様子が話題に上がることが多かったため、アイドルを見ると反射的に苦い気持ちになってしまうようになっていたのですが、強い思い入れもなく、詳しくもない男性アイドルのライブを見たことで、「人が歌って踊る姿を楽しむ」というアイドルオタクの基本を思い出せたような気持ちになりました。

 一方で、昔テニミュ好きだった友人から聞いた「久々にキャストの名前で検索したら、けっこう酒や麻薬で捕まったり、ケンカで消えたりしてた〜〜」という話を思い出したりもしていたのですが。ここのところオタクと交友関係を持ったアイドルの話もあったので、私も「この子たちにもファンに手を出してトラブる未来があるのだろうか」とか思っていました。人間のいる場所にはどんなことだって起こりうる。

 まあ、そんなスレたクソオタ目線はともかく、楽しそうに歌い踊るメンバーと、それを楽しそうに見守るファンの子たちはとてもいい風景で、性別は変わってもアイドルの楽しさは変わらないなと思いました。マルイは制限が厳しく、大きな声やジャンプにはうるさいのですが、かまわず煽ってくるメンバーとちょっと戸惑いながら飛んだり声を出したりするファンの子たちの様子が可愛かったです。

 男性ファンも3名ほど見掛けました。てっきり少ハリからのファンかと思いきや、前々から応援しているような話しぶり。私はあまり「アイドルになりたい男の子」の気持ちもよくわからないので、男性アイドルを追いかける男性の気持ちを改めて聞いてみたくなりました。また、その後の特典会に備えてか、身ぎれいにしている女の子が多いように思えたのも特徴ですかね。

 面白いと思ったのが、振付の構成が意外と女性アイドルと変わらないこと。もう少し性別差出るものかと思いましたが、そのまま女の子がやってもよさそうな振りが多いように思いました。あえて言うなら、鋭角的な線を描く振りが多いかもしれない。ただ、「青春HAS COME」のメンバー同士がおんぶをするところは、あまり女性アイドルでは見ない振りでしたし、女性アイドルの見所の一つ、ひるがえるスカートはありませんでしたが。

 そして、印象的だったのがリーダーらしき男の子が「今日寒くない?みんなに寒い思いさせておいて、俺らだけ着てるのはちがくね?」と言ってジャケットを脱ぐ場面と、別れ際の「雨のたびに、おまえらを思い出すぜ」と言って退場していく場面。女性アイドルに比べて、男性アイドルのファンは「もてなされる」ことを楽しむ要素が強いなと感じました。サイリウムをずっと握りしめて振っているのも女性ライブアイドルではあまり見ない場面。でも、ケチャという文化が根付いているのは面白かったです。ケチャ楽しいからな……。