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ホンのつまみぐい

いろんなもののファンをやっている人が、日々のよしなしごとを綴っています。

しゅりちゃん、ありがとうっていう公開レター・校庭カメラガール

アイドル 音楽

校庭カメラガールを初めて観たのは12月3日、秋葉原タワーレコードのリリイベでした。

その頃はメンバーについてはもるももるちゃんという子がいる、卒業する予定の子がいるという2つのことしか知りませんでした。

てか、グループのこともyoutubeは観てたけど、かっこいい系のアイドルラップをやってるということしか知らなかった。

ライブが始まってすぐ、リーダーっぽい子がもるちゃんだってのはわかりました。そして、もうひとり、目が釘付けになったのがましゅりどますてぃ、しゅりちゃんでした。

豊かな表情とキレのある動き。っていうと、ある意味アイドルの褒め言葉としては常套句なんだけど、しゅりちゃんの表情の切り替わりと説得力は演劇みたいでした。

試合前のアスリートみたいな表情で遠くを見てる時もあれば、夏休みの海で遊ぶ子どもみたいな顔で笑っている時も、頼もしいお姉さんみたいなあったかいけどりりしい表情の時もある。

この短い時間(といっても、リリイベとしては格段の長さの50分だったけど)の中で、ひとりの人間のこんなに豊かな表情を観ることができたことにすごくびっくりしました。

動きもキレがあって、でも、ただやみくもに大きく動くわけじゃなくて音楽に合わせて、音を捕まえて動いてる。

「なんじゃこれー!!こんなかっこいい子いたのかよ!」って思いました。

で、曲がいい。しかも詞がずるい。「毎日磨くスニーカーと自撮り」とか「ここで歌ったこと覚えててね 私がいなくなっても」とかアイドルの自己言及ソングあざといけど、大好きなやつ。

で、何がいいかって、ただ曲がいいとか、メンバーが存在感があるとかじゃなくて、曲を演者が引っ張って、演者が曲を引っ張って、双方の綱引きでライブが最高に力のあるものになってる。

その場で速攻で 調べたら、暴れ馬と呼ばれてる卒業しちゃう子がその子だってわかって。

テンションあがったまま握手して、「ずっと観ちゃいました!また行きます!」って言ったらちょっと困ったような切ないような顔をしていました。

しかし、その後風邪引いちゃって結局錦糸町のリリイベと新宿ReNYしか行けなかったんだけど、しゅりちゃんのことはどんどん好きになったし、コウテカ全体のこともどんどん好きになったし、アルバムは毎日聴いたし、歌詞もプリントアウトして読んでました。

18日はコウテカを観る前に入れていた忘年会があって、ReNYが最初で最後のライブハウスで観るコウテカのつもりで行ったんだけど、そこで観たコウテカが本当にすばらしくて。しゅりちゃんと2チェキを撮って、どうしてもワンマン観たいって思って最大限の知恵を使って「カドが立たないキャンセル理由」を考えて18日を開けました。

なんで観たいかって、最後って言うのももちろんあるけど、こんなにかっこいい、ステージの上がめらめら燃えてるようなライブを観られるのは滅多にないって一応3年間アイドル観てて知ってたから。

ただ、結局当日も遅れて入ることになって、ぱたこ、らみたのMCは観られずだったんだけど。

でも、WOMB(場所わかりづらかった!)に入って、ロッカーに荷物を入れる時間も惜しんで中に入ったらいっぱいになってて、別現場の知り合い何人かの顔も見かけて、「そうですよね、この子たち最高ですからね」って思いました。

しゅりちゃんを、ステージ全体を刻みつけるつもりで、そのままけっこう無理矢理フロアの中盤くらいに入りました。

しゅりちゃんは最初の印象と変わらず、表情豊かで、パワフルで、でも改めて見るとすごく細かく演技をしているのがわかって、ほかのメンバーの歌割でもずっと歌を口ずさんでいるのが本当に魅力的で、ずっと観ていたかった。暴れ馬って表現は激しさを表す褒め言葉だけど、それはただ暴れてるんじゃなくて、音楽を表現するためだっていうのがすごく伝わってくる。

iuMの、れめるちゃんと顔を見合わせたときの穏やかな表情も、Where the Wild Thingでのかいじゅうたちのいるところっていうフレーズの時の子どもみたいなおどけた表情も、お母さんみたいな優しい表情も、時々あるもるちゃんと顔を合わせたときの感極まったみたいな表情もみんな魅力的でした。Lough Ma Fleur、雪景色らしきものが映し出されてとてもロマンチックだった。

過去の自分と今の自分を語るMCで、めるちゃん、ららちゃん、もるちゃんが涙声だったのに、あっけらかんと「しゅりは唯一無二です!」って言ったのもちょっと笑えて、かっこよかったな。

ベトナムコーヒーで降りてきたとき、ふわ~ってフロアが真っ赤になって、みんなが座り込んでしゅりちゃんの身体が見えたときの美しさって最高にアイドルだった。

そう、サイリウムはわかりやすい例だけど、それだけじゃなくて、最高の瞬間ってステージだけじゃなくてフロアが作るんだよね。

 最後のWedge Sole Eskimoで、みんなが一斉に振り真似をしたところ、ついていくのに精一杯だったけど、楽しかった。

Last Glasgowの

「その光の中 踊ってた君は
誇らしく微笑んでたんだ
その光の中 踊ってた君は
誇らしく手を振って
去っていった」

れめるちゃんがしゅりちゃんを観ながら歌ってるの、最高にぐっときたし、その後で両手をあげるしゅりちゃんなんかプロレスラーみたいでちょっと笑っちゃったけど、最高に誇らしげで、こんなに歌の通りになることあんまりないよねって思いました。

あっという間に終わってしまって、「次外人さんのイベントだから」って言って手を振っていなくなってしまって、フロアから人がふっといなくなっていって、スタンドフラワーの写真を撮ってサイリウム回収している人たちの顔を見送って。

西麻布で生まれて初めて全チェキを撮ったらなんか誰と話していいのかわからなくて混乱しました。忘年会欠席したことを話したらみんな心配してくれて、ちょっと申し訳なかったけど、いい子たちだな~って思いました。

しゅりちゃんのことは2週間・4回しか観てないけど、その4回だけで好きになったことを本当に誇り思えるようなすばらしいパフォーマンスを見せてくれて、本当に好きになったってよかった。

何より真剣に生きることの美しさを教えてもらったよ。大森靖子さんの言葉を借りるなら、「私は私の仕事をがんばります」って思った。

しゅりちゃん、大学の先生になってテレビに出たら、「この子の最高を知ってるよ」って自慢するね。

(これはましゅりどますてぃさんのTwitterアカウントがワンマンの翌々日に消えてしまうという話を聞いて、手紙代わりに書いたものです。これを本人にリプしてたわけですが、読み返すとちょっと気持ち悪いですね……)