ホンのつまみぐい

いろんなもののファンをやっている人が、日々のよしなしごとを綴っています。

日々

街の話をした

横浜で働いている時に出会った人で、とても尊敬している人がいます。今でも横浜を拠点に活動しているその人に、5年ぶりくらいに会いに行ったら、活動場所に「ルポ川崎」が置いてあって「おっ」と思ったんですよ。 いかにもその本が似合う人だから。 所用あっ…

最近

ここ数ヶ月のライブの感想を読み返していたのですが、どの現場でもどこか気乗りしていないことが多い。 「ライブを観る」というのは、誰かの生き様を目の当たりにすること。 それなりの回数や年月見てきた人の変化や戦いを目にすると、その成否に関わらず自…

夢日記20180504

亡くなった父が家族皆におみやげを買ってきてくれる夢を見た。 父との思い出はもう増えないから、夢で補完をしているようでやるせなかった。 しかし、おみやげを包んだ封筒に書いてあった文字が祖父の字だったことに、若干のバグを感じた。 封筒に入っていて…

夢日記20180223

失礼すぎて絶対名前を書けないけど、好きなアーティストが死ぬ夢を見てしまった。 私は昔から、二度寝や起きなくてはいけない時間帯の睡眠の際に「夢の中からさっさと逃げ出したくなるような嫌な夢」見るのだけど、これもたぶんその延長で、「そろそろ起きな…

夢日記0212

二度寝で見た夢。 地元の自宅から2つほど遠い駅で降りたら、商店街に大きな少し内装の暗いパン屋ができていた。店構えから高級志向なのかな?と思って入って見たけれど、いつも行ってるパン屋と同じようなラインナップしかなくてちょっと拍子抜けする。ただ…

夢日記1119

夢日記を精緻につけると心が不安定になるといいますが、たまに忘れたくない魅力的な夢を見ることもあるので、無理のない範囲で書いていくことにしました。 ----------------------------------------- 車でないとたどり着けないような、地方の人通りのない幹…

ハッピーでもバッドでもない、不思議な夢の終わり/喫茶へそまがり閉店

生まれては消える地方都市の“カルチャースポット”。横浜駅15分の立地に存在した喫茶へそまがりも、先日消えた地方都市の一部だった。 喫茶へそまがりは、2013年に一軒家(借家)を改造して作られたマンガ喫茶店としてオープンした。古い家屋の引き戸の入…

楽しかった、おいしかった、また行きたいでいーじゃない「いわきうふふ便モニターツアー」

「いわきうふふ便Presents」モニターツアーと題された日帰りのバスツアーに言ってきました。 復興支援関連のお仕事をしている知人のYさんのSNSでの紹介で知ったこのツアー。「Yさんが紹介しているのならいいものだろう」という気軽な気持ちで、内容もよく見…

か「完璧」

「私も目玉焼き好き。完璧な食べ物のひとつだよね」 友人の結婚会場。席に着くと、折りたたまれたナプキンのところに、こう書かれたカードがあった。 私が招待状に書いた「岡崎京子のマンガに、″目玉焼きの黄身ってなんてうつくしいのかしら。今日はこの美し…

ふつうでない

中学生の頃からの友人Kとごはんを食べていたら、Kの友人ふたりと遭遇。そのまま4人でとりとめない話をした。 Kはゲイなので、LGBTの友人が多い。同席したふたりは「性自認が男性な女性」と「性自認が女性な男性」のカップル。 Kが私を紹介する段になって、ぽ…

う「うどん」

数年ぶりに思い出したうどんの記憶がある。 飲み会で、メディア論の先生から「3月12日はじまりのごはんーいつ、どこで、なにたべた?ー」というプロジェクトを聞いた時のことだ。 せんだいメディアテーク発のこのプロジェクトは、2011年3月12日、「震災を迎…

い「いらいら」

なんだかいらいらして仕方がない。 仕事、家族、趣味。 それぞれに自分の幼さを自覚させられる案件が発生していて、自分にも、その案件にも腹が立っている。 ただ、まるで自己啓発本のようだけど、こういうことを乗り越えて大人になって行くのだろうなとも思…

名前を知らない石ばかりの宝石箱

一月一日は地元の大きい本屋に行った。 本屋だった頃、出版社に勤めていた頃と比べて格段に本に対する感受性が落ちているのを実感した。以前は本屋を歩くとそれぞれの本が存在を主張してキラキラ輝いているように見えたのだけど、今は文字のかたまりがドカッ…

「表示する家族がありません」

この間、ある集まりで出逢った人に「facebookあるのでよろしくです」と言われたので、アカウントを見つけだして友達申請の前に少し記事を読むと、お子さんのことを書いている。 「あれ?いかにも気楽な独身というふうだったけど」と思ってよく読むと、どうや…

適量の塩

地域ニュースを書いていると、「食事にはこだわっています」「材料の質にはこだわってます」という喫茶店や居酒屋におじゃますることが多々あります。しかし、そういうお店の食事が必ずしも美味しいわけではありません。 たしかに食材にはこだわっているけど…

ボール紙の上にダンゴムシ

タワーレコードにいずこねこライブDVD「猫と煙とカーテン」と、Negicco新譜「サンシャイン日本海」、ゆるめるモ!のミニアルバム「Electric Sukiyaki Girls」を購入。ゆるめるモ!は「今回のアルバムいい」と聞いていたので買ったのだけど、間違えて少し前に…

バスしぐさ

雨だったので久々にバスに乗って、最前列のイスで運転手さんの手と操縦席を見ていました。 この日の運転手さんは女の人でした。 バスの運転手さんは、ほかのバスとすれ違う時に小さく挙手するのですが、この運転手さんは手を振っていて、ちょっとかわいかっ…

ケーキとブーケをこわさぬように

母の日にケーキを買いに行ったら、小学3年生くらいの女の子とお父さんが母の日用のケーキを選んでいた。「お持ち歩きのお時間どのくらいですか?」というお店の人の言葉に対し、「5分くらいです」というお父さん。 そして、「こわさないように、ていねいに運…

おこげ削りにも音楽がある

地元にそこそこ有名なスペイン料理屋がある。昔はフラメンコライブが名物で、もう20年弱前に家族で訪れた時には「フラメンコやライブ演奏の邪魔になるから小学生以下はNG」ということで、入店を断られた店だ。みんなとっくに成人した今、改めて入ってみたら…

備忘録

伊藤理佐の「おい!ピータン」に「○○欲」という表現がある。なんでもいいのだが、突如その料理や食べ物を口にしてたまらなくなる衝動のことだ。「カレー食べたい!」「カツ丼食べたい!」「オムライス食べたい!」「それしか食べたくない!」「もう、口がそ…

寅さんを見た

年末に寅さんを20分ほど見た。 事前の知識通り寅さんはきれいな女性に振られて家を出て行った。別れ際に、妹に自分を振った女性のことを「あの人は芸術家(画家)だから、生活が苦しいこともある。きちんとごはんを食べていないようだったら、何か暖かい物で…

「鶏と殺」ワークショップ(屠殺の写真がありますので、鳥を飼っている人は見ない方がいいかも)

横浜駅から徒歩8分の漫画喫茶「横浜へそまがり」で行われた屠殺から調理までの過程を体験するワークショップ「鶏と殺」に行ってきました。 店長であり主催者のへそまがりさんが関東で屠殺のワークショップを行っている桂肉介さんに声がけし、急遽開催が決定…

波止場のホビット

港町の波止場の近くで、生搾りジュースを売っている若者二人がいた。 値段は一杯400円。生の果物をまるまる一個使うとはいえ、ここが船だのを見に来た観光客が集まる土地とはいえ、気軽に払える値段じゃない。 それなのに切れ目無く人が訪れて、ジュースを買…

仄明るい暗闇という感覚-ダイアログ・イン・ザ・ダークinショーケース体験してきました

バリアフリーフェア主催団体、NPOスクエア連絡会の山本さんと石井さんにインタビューさせていただきました。記事には盛り込めなかったのですが、山本さんのお考えで一番面白かったのは、「ぶらり横浜みなとみらいバリアフリー散歩」に書かれた下記の部分です…

関内の挑戦者たち「中島古書店」「小さな星雲」

中島古書店はお世話になってるメディアで取材したお店です。 関内・常盤町ビルに「中島古書店」がオープン-文芸中心に1,000冊 特に実店舗での経験があるわけでもなく、やりたいから始めたという中島さんは弱冠25歳。思わず「む、無謀…!!」と思いましたが、…

クワガタを拾った近所の喫茶店

近所の喫茶店の女性店長は、うちの犬を見て「かわいい〜。ハイエナみたい」という豪傑。常連客の飼い犬を「ハイエナ」と形容する大胆さが好きだ。その喫茶店はもともと学習塾だったために、さっぱりした内装で一見して喫茶店とは気がつきにくい。清潔感とそ…

赤ん坊が4本足のダンゴムシに見えた

友人の家に行って引っ越しの手伝いをしてきた。 友人は夫婦で「四季賞クロニクル」を所有していたというオタク夫婦だ。四季賞はアフタヌーンがもうけている新人賞で、松本大洋からひぐちアサまで、様々な作家を排出している。四季賞クロニクルはそんなアフタ…

それだけなんですけど

この間ウェブデザインや広告デザインを扱われているデザイナーさんとお話しする機会がありまして、その人が「ぼくがやってることは時間をかければ誰でもできると思います」と話されていて、「ああ」と思いました。時間をかければある程度のことはなんとかで…

「浅間山荘から四十年 当事者が語る連合赤軍」の感想その2

一昨日の連合赤軍のシンポジウムを改めて思い返し、当日はうまく言語化できなかった違和感について書いておく。 シンポジウムで当事者たちの顔や語りに触れて感じたのは、起きた事件とその影響の大きさに比べ、当事者のひとりひとりがあまりにも平凡だったこ…

「浅間山荘から四十年 当事者が語る連合赤軍」あと梶原一騎作品とその時代についてちょっと

連合赤軍のシンポジウムを聞いての帰りがけ、自分が60〜70年代になんとなく心を引っ張られる理由はなんだろうと思い返していた。最初のきっかけは、おそらく中学生の頃に観た「私が愛したウルトラセブン」だ。父が子どものためにと録画してくれたウルトラシ…